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2013年5月 2日 (木)

分泌過多か否かのチェックポイントと注意点。

入院中であれば、授乳室か病室に赤ちゃん用の体重計が設置してありませんか?
母子異室の病産院の場合、授乳間隔が3時間以上空くことが普通なので何とも言えませんが、少なくとも終日母子同室で、産後お母さんの経過に問題が無く、健常新生児であれば、頻回直母は出来ている筈ですね?
で、3日目に授乳間隔が前回の授乳終了時から1.5~2時間程空いた時が測定のチャンスです。
赤ちゃんはかなりおなかが空いているので、ヤル気を見せて飲んでくれる筈です。

3000g前後の標準的な体重の健常新生児で、左右トータル20分程度の吸啜で10g台哺乳出来ていれば、おっぱいだけでおしっこの回数も目安回数は出るでしょうし、体重が増えてくることもほぼ確定ですから、5%糖水やミルクの補足は不要ですなという感じ。
それ以上、例えば左右トータル10分程度の吸啜で、20~30g台(以上)哺乳であれば、ほぼ間違いなく分泌過多でしょう。
また、3日目迄にそのような状態に達していたら、搾乳や冷罨法でもしないと乳房がパンパンで耐えられないことが多いようです。
となると、100%分泌過多でしょうな。

退院後であれば、2クール目を哺乳させると吐乳することが多いとか、2クール目になると口角からダラダラおっぱいを溢すし、おしっこやうんちの回数が授乳回数を越えるとかの場合も同様でしょう。
そういう場合は特例的に、1回の授乳で(3~)5分2クール出来なくても結構です。
ただ、そういう方は、SOLANINがみてきた限りでは、
全体の10(~15)%程度ですから、ご自身が該当しなくても気に病む必要はありませんぞ!

分泌過多の方は母乳不足の心配はないので、憧れるお母さんは多いですが、反面、うつ乳を来たし易いので、トラブル回避に注意を払う必要性が高いので、それはそれで大変です。
2クール目が出来ない場合は、乳房のコンディションをみながら、赤ちゃんがさほど欲しそうでなくても、「お母さんがあげるっていった時は飲みましょうね。遠慮は要らないわよ♥」と、授乳間隔が空き過ぎないように配慮しながらおっぱいを勧めていくとよいでしょう。

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コメント

こんばんは。
過去記事図書館について連絡したいことがあり、Yahooのアドレスにメールをしました。お忙しいと思いますが、確認をお願いいたします。
記事に関係ない連絡ですみません。このコメントは確認後、削除していただいてかまいませんので、よろしくお願いします。

この記事へのコメントは終了しました。

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