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2013年5月29日 (水)

女の子のためのワクチン『サーバリックス®』について。(改訂版)

子宮頸がん予防ワクチン『サーバリックス®』の存在は読者のみなさん、もうご存知ですよね?

『サーバリックス®』で、すべての発がん性ヒトパピローマウイルス(以下発がん性HPVと表記します。)の感染を防ぐことは出来ません。
けれども、発がん性HPVの60%以上(20~30歳代では80%)が16型と18型という二つの方に集約され、『サーバリックス®』を接種することで、
それら二つの感染予防効果があるとされています。
勿論、発がん性HPVに感染しても、多くの場合、感染は一時的でウイルスは自然に排除されます。

しかし、発がん性HPVの感染が持続して、ウイルスが排除されないと、子宮頸がんを発症することになりやすいのですね。
現在ではまだ感染持続の理由は不明ですが、日本国内の場合、毎年15000人の方が子宮頸がんを発症しているのが現実です。(一般的に発がん性HPVに感染してから発症までに、数年から十数年を要すします。)

ですので、発がん性HPVに感染する可能性が少ない(≒性交渉が無い可能性が高い)10歳代前半のうちに、接種するのがより効果的と言われる所以です。

誤解のないよう申し添えますが、『サーバリックス®』はあくまで子宮頚がん(HPVの16型と18型) 予防ワクチンですから発がん性HPVに既に感染している方に対し、ウイルスを排除したり、発症してからの子宮頸がんの進行を遅らせたり、治療するものではありません。
また、発がん性HPVにはこれ以外にも型がありますから、別の型への効力はありません。

そうはいっても、一人の方が16型と18型の二つ同時に感染している可能性は低いので、ワクチンを接種することで、もう片方の感染していない方の型については予防効果を得られます。
半年間に3回の接種が必要です。
公費負担対象外の年齢の場合、3回分で約6万円の費用が掛かります。
追記:既にご存知の方も多いと思いますが、任意接種でありながら公費負担という形で開始された、子宮頸がん予防のためのワクチン、1年足らずのうちに積極的な接種勧奨ではなくなりました。
このワクチン接種後に重篤な健康被害を受けている、つまりワクチンの副反応が顕れたのではないかという疑いのあるティーンの女の子が相当数いらっしゃるようです。

コメント欄にアドレスを貼付してくださった読者さんがいらっしゃいます。参考になさってください。(2013年7月10日)

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☆予防接種・抗体接種」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
既に同じような意見が届いているかもですが、子宮頸がんワクチンはひどい副反応があるようです。
http://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_d7153?p=1
↑最近のニュースです。
http://vaccine.luna-organic.org/
↑ここの説明がとっても分かりやすいです。
余計なことかと思いましたが、たくさんの人が見るブログですので、こんな情報もありますよということを……。

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