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2013年5月16日 (木)

舌小帯短縮症で、乳頭亀裂が…(涙)

<ご相談内容>
こんにちは。2ヶ月の男の子の母です。
友達からこちらのブログを教えてもらい、お聞きしたい事があってメールしました。(←現在はメールによる相談はお受けしておりません。)
退院直後から母乳外来に通っており、生後2週間から完母です。体重も40グラム/日のペースで順調に増えています。
ただ、息子は舌小帯癒着症で浅飲みしてるようです。
その為、私の乳首は治っては傷つき…の繰り返しです。
(乳首から乳輪が赤く変色もしてます)
母乳外来の先生には手術も勧められているのですが、私としてはなんとか避けられないものかと思っています。
今気をつけている事は・・・
①縦抱きで飲ませる
②大きいお口で咥えさせる
③乳首と口の位置を合わせる
です。乳首亀裂の予防に他に何かできる事があれば教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。

<SOLANINの回答>
舌小帯短縮症の赤ちゃんは深くラッチオンすることが、なかなかに難しいですね。
程度が強ければ、キズがつくこともありますが、じっと我慢の子で居るのは辛いですね。
ちなみに助産師でも初級クラスの方ですと、こういう場合、「それでは乳頭保護器を使いましょう!」な~んて言っちゃうんでしょうね。(汗)

相談者さんの母乳外来の担当者がアドバイスされた①②③は、私もそう思います。
間違ったことは何一つ無く、適切なアドバイスです。

で、改めてそれ以外で乳頭亀裂に効果的なことは無いか?考えてみました。
④吸啜時間を3分間交代にする。・・・乳頭亀裂は、ふやけるほどに深くなりがちですから、片方を長く吸わせない。
乳頭亀裂があると、吸われ始めが超痛いから、どうしても片方長く飲ませる傾向のお母さんは多いのですね。
でも、それは悪循環なので、どこかで断ち切らないと前に進みません。
⑤乳頭頂であれば、ランシノ―を塗布して飲ませます。
ランシノ―は拭き取りが全く必要ないので、飲ませていない時間帯はラップしてもらえばいいです。
若しくはデスパコーワを塗布してラップするのもいいです。(これは過去記事をご参照くださいね。)
⑥乳房を緊満させないうちか、乳頭・乳輪がゴリゴリしていたら乳頭・乳輪をを引っ張っても、痛くない程度に先ほぐししてから、ラッチオンさせます。
⑦含ませて30秒~1分間経過して痛みが収まらない時はトコトン浅いラッチオンなので、直ぐに撤収して再度大きなお口を開けさせます。
⑧乳頸部であれば、キズパワーパッドを患部に貼付して、直母します。(これも過去記事をご参照くださいね。)
⑨これは、ちょっと話が逸れますが、一般的に4800gを越えると殆どの舌小帯体委縮症の赤ちゃんは、格段に飲み方が上達されます。
希望を捨てないでくださいね。

追記:キズパワーパッドの添付文書には「動物や人の噛みキズには使用しない。」という注意書きがあります。
ですので、最終的に使用されるか否かについては、各人添付文書をお読みいただき、その上で判断してください。
これまで実際に見てきた限りでは、貼付前に患部に付着したよだれを拭きとったり洗ったりしてからという常識的な対処の後にされてますので、感染兆候の所見は見たことがありません。
キズパワーパッドは商品の性質上、剥がれるまで数日間貼付可能のようですが、私は赤ちゃんが咥えることを考え1日1回は貼り替えるようにお勧めしています。

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