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2013年5月27日 (月)

上の子の付き添い入院による母子分離時の注意点は?

母乳育児中の赤ちゃんに兄姉が居られ、その兄姉が検査や手術や急病等で入院され、付き添いが必要だと主治医から説明されたら、どうしたらいいのでしょうか?

まだ離乳食が始まっていない場合は、おっぱいは赤ちゃんの生命線ですから、検査や手術で時期的な融通が付くものでしたら、後回しにしてもらうのも一手です。
「どうせまだ何も分かっていないから。」と勝手に割り切って、赤ちゃんを24時間預け放しで兄姉の付き添い業務をするのは避けてほしいです。
付き添いは想像以上に重労働ですから、本来お母さん一人が抱え込むことではないと思います。
お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも・・・協力できそうな方(兄姉との人間関係がまずまず良好)が居られれば、数時間でも良いからシフトを組んで代わってもらましょう。
お母さんだってWCにも行かれるでしょうし、お風呂にだって入りたいでしょうし、お食事の調達も必要です。
仮眠くらいしないと、次はお母さんが倒れてしまいます。
そんなことになれば大変です。

離乳食が少しずつ始まってるとしても、1日のうちせめて1〜2回は、距離的に可能であればおっぱいをあげるために一時帰宅してください。
冷凍母乳のストックも作っておいてください。
哺乳瓶が嫌いな子でも、コップやストローでならば飲むことは可能ですから。
距離的に一時帰宅が不可能であれば、事前の言い聞かせを特に念入りにされ、「おっぱいを待っていて頂戴ね。」と、お願いしてください。
また、お母さんも乳房がトラぶったりしないように、且つ乳汁分泌維持が出来るように、授乳と同じようなペース配分で搾乳をしてください。

普段の授乳回数が3回以下/日くらいに少なかったとしても、丸1日、直母も搾母もしなかったら、乳房はびっくりするくらいパンパカパンになってしまいます。
決して乳房緊満の程度を軽く予測してはいけないのです。

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