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2013年5月16日 (木)

うつ伏せ寝には注意が必要ですが・・・

皆さんが出産された病産院や集団健診会場でもある保健センターなどに、SIDSのポスターが貼られてますよね。
一度はご覧になったのではないかと思います。

SIDSの原因は不明ですが、ハイリスク因子はよくご存知ですよね。
生まれた季節や週数や男女別等の条件はどうしようもないこともあります。しかし、改善の余地はあるわけでして、それは喫煙の有無・栄養方法の違い・眠る時の姿勢の3つですね。

両親が喫煙者ならば両親が非喫煙者である場合の約5倍。
完全ミルクならば完全母乳である場合の約5倍。

そして、うつ伏せ寝は仰向け寝の約3倍。
生後6ヶ月頃を過ぎると、多くの赤ちゃんは寝返りをするようになってきます。
そうして、お母さんを悩ませるのは、赤ちゃんがうつ伏せ寝になってしまうこと。
すごく気になり、赤ちゃんが眠っている最中、うつ伏せになる度に仰向けにひっくり返しているお母さん、結構いらっしゃるのではないかしら。

でも、キリがない。
でもSIDSは怖い。
ジレンマですよね。

基本的に寝返りをする頃はSIDSの最注意期(=生後4ヶ月まで)を過ぎているので、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。

但し、敷き布団がふわふわですと、寝返りの時期を過ぎても、赤ちゃんのお顔が潜り込んでしまい、窒息の危険性はあります。
硬めの敷き布団だったら、寝返りしても赤ちゃんのお顔が潜り込まないから、安全ですね。

でも、うつ伏せ寝よりもリスクとして高い因子があることは覚えておいてね。

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