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2013年5月 6日 (月)

母乳分泌良好でも、哺乳出来ているとは限らない。(新生児)

以前からSOLANIN,は、母子健康手帳の記載をする度にモヤモヤしていることがあります。
それは、新生児(=生後28日目迄の赤ちゃん)の哺乳力の評価項目です。
〈普通〉と〈弱〉しかないのは・・・なんでやねん?

SOLANIN,の勤務先では、極低ちゃんや超未ちゃんに遭遇することはまずないので、とやかく言える立場ではありませんが、一般的にNICUに収容される赤ちゃんの場合は、ある程度日齢が進み、体重が増えないとおっぱいやミルクの経口摂取は困難で、暫くは鼻注をすることになります。
こういう場合の哺乳力の評価は〈弱〉になります。

慣例上(≒何処の病産院でもそうだと思いますが)、哺乳瓶やカップやシリンジでスムーズに哺乳出来れば、新生児の体重は増加してきますから、早産児や低出生体重児やちょっと注意を要する健常新生児であっても、〈普通〉にマルをつけることが殆どですよね?

しかし、母乳育児を推進する立場ゆえ、直母による哺乳力を評価したいSOLANINとしては、「まぁ、確かに〈弱〉ではないから〈普通〉にマルをつけるしかないけれど、この程度の哺乳力で〈普通〉かぁ。何だかしっくりこないなぁ。」という早産児や低出生体重児やちょっと注意を要する健常新生児には、ゴマンと遭遇しています。

現実を見据えると、直母による哺乳力の評価としては、SOLANIN的には、次の項目を挙げたいです。

5(常にパワフルで、噎せても挫けずに2クール目迄直母は可能。) 
4(1クール目はグイグイ直母するも、2クール目の直母は休みながら。)
3(大抵1クール目で直母終了し、2クール目の直母をすることは稀。)
2(大抵片側直母で休憩に入る。反対側の直母は意欲無し。)
1(時間的におなかが空いている筈なのにずっと眠っている。足裏刺激で起こしても、直母は一瞬咥えてクチュクチュするか滴る母乳を舐める程度。)

・・・ざっとですが、こんなものですかねぇ。

分泌過多のお母さんであっても、2週間健診時、哺乳力2以下の新生児の場合、直母回数が10回以上/日であっても、退院時からの体重増加度が皆無or減少していることは珍しくありません。
直母のみでの体重増加はまだ困難な段階なので、直母後に搾母乳の補足をすることが必須となるでしょう。
分泌過多のお母さんであっても、2週間健診時、哺乳力3の新生児の場合、直母回数が10回以上/日であっても、体重増加度は下限ギリギリあれば恩の字ですな。

こういうことって、何故誰も、「ちょっとおかしくないか?これでいいのか?」って言わないのかなぁ?
現状の母子健康手帳の哺乳力評価項目で、桶だと思う小児科ドクターや助産師が如何に多いかor無関心か・・・なのでしょうかねぇ。

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