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2013年6月20日 (木)

複数の食物アレルギーがあります。(7ヶ月)

<ご相談内容>
7ヶ月の赤ちゃんのママです。
離乳食開始前にアレルギー検査をしました。
ショッキングなことに、、蕎麦・米・小麦・卵白・卵黄・オボムコイド・牛乳はNGということが発覚しました。

どの項目も、かなり強い反応が出ているので、離乳食の食材は吟味しながら、慎重に進めましょうとドクターに言われました。
(ちなみに、一歳のお誕生日までは、万一これらの食材を口にすれば生命にかかわることがあるので、無理でしょうと言われました。)

ウチの赤ちゃんは、生れてから現在に至るまで完母です。
離乳食はあまり好きではなく、おっぱい♥ラブです。
でも、現在体重がパーセンタイルグラフを若干割り込みました。

(割り込みは下限から80gくらいです。)
かといって、牛乳アレルギーですから、市販のミルクもNGなわけです。

もしかしたらアレルギー用のミルクなら反応は出ないかもしれませんが、「ここまで完母で問題なかったのに、今更ミルクを補足するのか?」というのが、正直な気持ちです。
こういう場合ってどうしたらいいのでしょうか?

<SOLANINの回答>
ううむ。
困りましたね。

ただ、ご相談内容は複数ですから整理しましょう。
まずは重複した重度の食物アレルギーがあるってことですね。
これについては、アレルギーが起こらない(であろう)食材を使うしかありません。

主食となる炭水化物は、お芋類を使っては如何でしょうか?
たんぱく質は、お魚や脂身の無いお肉だったら大丈夫かもしれませんし。大豆もOKのようですし。
お野菜からはアレルギー反応が出ていないのであれば、これは色々工夫の余地がありますね。
こんな状況だからこそ、「まだ大丈夫なモノだって有るのだ。」と、前向きに捉えましょう。

体重がパーセンタイルグラフの下限を若干割り込んだのは、心配だと思いますが、今のところ、運動機能の発達や頭囲の伸長は問題ないですか?

恐らく、その辺りは、小児科ドクターがチェックされていると思うので、現時点で特に何か指摘されているのでなければ、様子観察なのだと思います。
今後は定期的に診察を受け、フォローされていかれるのだと拝察します。

それから、アレルギー用のミルクの使用云々は、必ず小児科ドクターの指導のもとに行うことですから、お母さんが先走って購入して、自己判断で哺乳させるのは止めておきましょう。

もしも、どうしてもアレルギー用のミルクの補足が必要だと小児科ドクターから指導され、哺乳せざるを得ない状況になったとしても、哺乳手段として哺乳瓶(ゴムの乳首)を使うのは、今更ながらだとSOLANINも思います。
月齢的にも第一選択はコップかストローが妥当でしょう。

相談者さんの赤ちゃんのような、重複した重度の食物アレルギーがあるのなら、ある意味、おっぱいが命綱です。
お母さんとしては、色々とプレッシャーを感じられると思いますが、なんとか母乳育児の継続を死守してほしいです。

話は少しそれますが、念のため、赤ちゃんが貧血になっていないかどうか、お母さんから小児科ドクターにお願いされ、調べていただいた方がいいかもしれませんね。

そして万一、赤ちゃんが貧血だったら、お薬が処方されますから、それだけは言い聞かせを頑張り、きちんと服用させましょう。

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コメント

こちらのブログを拝見し、母乳育児の励みにしている3児のワーキングマザーです。

末っ子が満1歳になり、6月から職場復帰しました。
上の子2人も同じく満1歳から保育園に預け、1歳3〜4ヵ月ぐらいで卒乳したのですが、3人目はできるだけ長く、最後になるであろう母乳育児をやりたいと考えています。

平日は保育園に預けているので朝食後、帰宅後、夕食後、就寝の寝かしつけで欲しがれば授乳、土日の休日は、毎食後、昼寝と就寝の寝かしつけで欲しがれば授乳しています。(それ以外で夜間の添い乳も数回あります。)
今朝、保育園に預ける際に、保育士さんから「食事で食べる量も少ないし、保育園でのお昼寝時や夕方、おっぱいがもらえないのを我慢できなくてグズグズしちゃうことがあるので、家での授乳回数や量を減らしてみてください」と言われ、なんとも言えない戸惑いを感じました。
保育園であげれない分、家であげてる(あげたい)のに…。
その場は、急いでいたこともあり、「はい」と肯定の返事をしてしまった自分が情けなく思わずこちらに書き込みさせていただきました。

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