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2013年6月10日 (月)

おっぱいによくないお食事って?

脂っこいお料理(=中華・フレンチ・揚げ物・焼肉など)、甘いお菓子(=チョコレート、ケーキ、菓子パンなど)、冷たいもの(=氷入りのキンキンに冷えたジュース類、牛乳など)、添加物の多いもの(=インスタント食品、スナック菓子など)、ファストフード、お餅、アルコールなどの頻回かつ多量もしくは連続摂取はおっぱいの質がドロドロになりやすく、トラブルの原因と言えます。
ドロドロのおっぱいは不味いですから、赤ちゃんは喜んで飲まなくなります。
赤ちゃんにだって、味覚くらいあります。
薄味でサラっとして、ほんのり甘くて温かいのが好きなのに、ドロドロして、しょっぱくて、冷たいのが出てきたら、嫌がっても仕方ありませんな。
背に腹は代えられない場合は飲んでくれるかもしれませんが。

絶対に口にしてはいけないわけではありませんが、乳管の細い(=デリケート)なお母さんですと、一発で詰まってしまうことさえあります。

もちろん、何を食べようが、へっちゃらなお母さんもおられますが、『体質的に無敵な方』は贔屓の引き倒しでも100人中5人、おられるかどうかです。
それに加えて、授乳間隔をあけ過ぎず、赤ちゃんのおっぱいの飲み方が『超人的技巧』を持つことが条件です。
そのような母子の組合わせである場合にのみ、”いかなる時でもノントラブル”は成立可能となるのです。
まぁ、臨床の場でそういう母子の組み合わせにお目にかかるのは100人中1~2人ってトコロですね。

なので、お食事の内容には気を付けてほしいです。

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