乳輪が浮腫んでいるのに乳頭保護器を使ったらどうなるのか?
乳頭保護器を使うことが絶対ダメだとは申しませんが、産後2~3日までの乳房うっ積も何も無い段階から、「乳首が短いから。」とか「傷が出来て痛いから。」とか、要するに尤もな理由があるからと、簡単に押し切って手を出すのは避けてほしいです。
産後間もない時期から乳頭保護器使い始めると、乳頭への直接刺激が減弱するので、乳汁生成第II期への移行がスムーズにいかなくなるかもしれないし、使わなかった場合よりも乳輪の浮腫みが酷くなり易いからです。
先日の記事でも書いたように、もしも乳汁貯留腫が出来ているのに気がつかずうっかり使っていたら、再起不能級のとてつもないダメージを与えることに繋がるからです。
決して大層じゃありませんよ。
そんな無茶苦茶をしたら、浮腫んだ乳輪がマシになるどころか、逆にダメージによる乳輪に潰瘍ができる危険性がありますから。
潰瘍・・・想像しただけで怖過ぎます。
乳輪の一部がぐちゃっと潰れて抉(えぐ)れたみたいになっちゃうんですよ。
焼け火箸を当てられたような強烈な痛みを感じた瞬間には、乳輪に潰瘍が出来てしまうこともあり得るのです。
乳輪が浮腫んでいるか否かは、自分でチェックしてもそれまでとはコンディションが違うから、ピンと来ると思いますが、万一よく分からない場合は、担当助産師に、「これって乳輪が浮腫んでいる状態なのですか?違いますか?」と尋ねてみましょう。
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