ママが乳腺炎になった時、おっぱいは?
今日11ヶ月の赤ちゃんのお母さんが乳房が痛いということで、SOLANINの勤務先の母乳外来を受診されました。
乳輪付近の部位のいくつかの乳管開口部が詰まり、『急性うっ滞性乳腺炎』になられ、お熱も38度台後半で、しんどそうでした
赤ちゃんも一緒でしたが、おばあちゃんも付き添われで、赤ちゃんをあやしながら、心配そうに、マッサージを受ける娘さんを見ておられました。
圧抜きから始めました。
きちんと開通しているなら、指を乳輪に当てて押した瞬間におっぱいが出てくるのですが、詰まっているので、出てくるまでに2分もかかりました。
SOLANINの勤務先の母乳外来の一枠は45分間なのですが、今日は余裕があったので、65分くらいかけて、マッサージをしました。
産婦人科のドクターに内服処方のお願いをして、『糾励根®』の湿布を貼って終了しました。
付き添われたおばあちゃんが「乳腺炎になった時のマッサージって、滅茶苦茶痛いものなのに、(娘が)助産師さんと普通に喋っていて、びっくりしました。」と驚いておられました。
痛くしなくても、治るのにね。
昔のマッサージは痛かったのかな。
O式のセンセイはウデが良いから痛くないと言われていますが、どうも全員が痛くないわけぢゃないらしいですね。
おばあちゃんは最後に質問されました。
「乳腺炎になったおっぱいは赤ちゃんに飲ませても、”炎症の毒”(←仰ったままの単語です)を赤ちゃんが飲むことになり、止めた方がいいんじゃないでしょうか?」
私は「おっぱいから毒は出ないし、赤ちゃんが飲んでくれたら早く治りますから、積極的に飲ませてあげてください。」と申し上げました。
ギモンに思うことは何でも聞いて、不安を解消してもらえるように日々努めている私です。
« 生後2週間以降の黄疸について。 | トップページ | ソフトタイプの乳頭保護器について。 »
「☆乳房トラブルと対処」カテゴリの記事
- しこりで受診するかどうか、見極め方。(2017.04.22)
- 同じ部位にしこりを繰り返し、児が飲んでくれない。(8ヶ月)(2016.05.15)
- 「詰まっていない」のに痛い!(2016.05.13)
- 超音波の出る電動歯ブラシの裏技的活用法♪(2016.04.27)
- 成るべくして成ってしまった・・・と思います。(2016.01.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント