乳腺炎って切開しなくちゃならないの?
今のおばあちゃん世代が赤ちゃんを育てていた頃は日本の国では母乳育児が一番低調な時期だったと言えます。
そんな時代背景で母乳育児を行っていた人は“猛者”だと過去の記事に書きましたが、憶えておられますかな?
適切な情報が皆無だったその頃は乳腺炎になる方、それが重症化する方が多くいらっしゃったそうです。
重症化すると外科に回され、問答無用で切開を入れられたそうです。
現代ではどうでしょう?
㌧でも情報と正しい情報が交錯していますね。
でも、一昔前に比べたら、SOLANINは酷い乳腺炎の方に出会うことが激減しています。
切開を入れなくてはならないくらい酷い方はどうかな~?3000人に1人くらいかな?
(あくまで私の経験値ですが。)
切開までしなくてはならないかどうかは、最終的に外科のドクターが決定されます。
が、私から見て切開してもらわなくてはならない方は、明らかに乳汁か膿が乳腺内に貯留しているのに、乳管開口部が全く無い状態・・・でしょうか。
現代は乳腺炎のしこり=切開ではありません。
タイミングを逃さずに、乳房マッサージを受けたり、指示された内服をきちんと行い、お食事に気をつけ、赤ちゃんに頻回直母をすれば切開せずとも大丈夫なようですよ。
« 母乳育児をするつもりなら哺乳瓶は早くから買いなさんな。 | トップページ | 保護器外しは時期を待って、無理しないでね。 »
「☆乳房トラブルと対処」カテゴリの記事
- しこりで受診するかどうか、見極め方。(2017.04.22)
- 同じ部位にしこりを繰り返し、児が飲んでくれない。(8ヶ月)(2016.05.15)
- 「詰まっていない」のに痛い!(2016.05.13)
- 超音波の出る電動歯ブラシの裏技的活用法♪(2016.04.27)
- 成るべくして成ってしまった・・・と思います。(2016.01.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント