乳腺炎の原因って何?&早期発見術!
乳房の一部にしこりが出来たり、その部位の皮膚が赤くなったり、じんじんしたり、熱を帯びてきたら・・・それは『乳腺炎警報発令中』のサインです。
ものすごく、簡単に説明すると、どんどん作られるおっぱいの”出口の確保”ができなくなり、乳腺組織の中に溜まり過ぎてしまったり、ばい菌が付いてしまうことです。
”出口の確保”が出来なくなるのはどんな時でしょう?
☆出口つまり乳管開口部が詰まる。(食事内容、食べ方に不備がある)
☆抱っこの仕方(咥えさせ方)が偏っていると、細い乳管にはおっぱいの流れがスムーズにいかない。
☆赤ちゃんが飲む量よりもおっぱいの生産量の方がかなり多い。
☆赤ちゃんが眠りがちで、お母さんが飲ませたい時とタイミングが合わない。(授乳間隔が空き過ぎてしまう)
☆赤ちゃんが引っ張り飲みをする。(引っ張りのみを続けると、引っ張る方向にある乳管がだんだんと細くなっていく)
☆急に赤ちゃんがおっぱいを欲しがらなくなる。(飲まない→溜まる→不味くなる→さらに飲まない→さらに溜まる・・・と果てしなく続く・・・)
乳腺炎に罹ったことの無いお母さんはしこりの程度、そもそも、しこり自体がよく分からないかもしれません。
飲ませ終わった後に自分の乳房を触ってみて、硬くなっていないか、また、腕を伸ばしたら、突っ張って挙上しにくくないかチェックします。
硬くなっていても痛みを伴わない段階でケアを受けたら、内服ナシでも充分早期に治ります。
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