微弱陣痛は大変です!その4
微弱陣痛って、言葉のイメージでは、痛みのレベル的には大した痛みではないような印象ですが、実際はそうではないと思います。
あまりに痛くてベッドで横になっていたら、「寝転んでいちゃ駄目ですよ。そんなんじゃお産が進まないから、頑張って歩きましょう。」と助産師に叱咤激励された方もいらっしゃるでしょう。
微弱陣痛の性質(たち)の悪いトコロは、1にも2にも、産婦さん自身は涙枯れるくらい痛く感じるのに、残念ながら、お産を進めるチカラとしての有効性に乏しいということです。(泣)
微弱陣痛の特徴は、産婦さんはかなり強く痛みを感じるものの、冷静に観察すると陣痛の間隔が一向に縮まらないし、陣痛そのものは強くならないことです。
例えば、「こんなに痛かったらもう子宮口全開近いかな?」と思いきや、産婦人科ドクターや助産師に内診されて、「う~ん、まだまだかなぁ?3cmしか開いてないですからね。」と言われてガックリ項垂れた方も相当数いらっしゃるでしょう。
骨折り損のくたびれ儲けというヤツです。
しかし、いざ本陣痛が始まったら、痛みのレベルがグ~ンとアップしますから、「あぁ、やっぱり違ったんだわ。」と気がつくかと思います。
こうならないためには、これまで提案させていただいた様々な項目の実践と、それ以外にもうひとつ、「トコちゃんベル®」トを装着することも良いと思います。
「トコちゃんベル®」トの装着は、妊娠何週からでもOKです。
妊娠初期から装着したからといって、効果が薄れるとかそういうものではありませんので安心してくださいね。
微弱陣痛の要因となる回旋異常は骨盤の歪みも大きな要因です。
妊娠中から骨盤を「挙げて」「支えて」「調える」ようにしていきましょう。
そうそう、盲点となるのが、幼少期より尻持ちを何度もついてしまったことによる骨盤の歪みもありますからね。
また、「トコちゃんベルト®」は正しく装着しないと、違和感があったり、気持ち悪いことがあります。
お近くの母子フィジカルサポート研究会(旧名:母子整体研究会)の会員や整体の先生に相談・確認したうえで装着しましょう。
« うかっりしがちなこと。 | トップページ | 赤ちゃんは眠たくなると機嫌が悪くなります。 »
「☆陣痛から出産まで」カテゴリの記事
- 子宮口を柔らかくするお薬?(2013.10.23)
- 癒着胎盤って聞いたことがありますか?(2013.09.27)
- 臍帯真結節って、何のことかご存知でしょうか?(2013.09.26)
- 臍帯巻絡って何のことかご存知でしょうか?(2013.09.25)
- 肩甲難産って知っていますか?(2013.08.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント