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2013年7月 6日 (土)

母乳育児の世界的後退〜母乳育児サークルだより第51号より〜

母乳育児が後退した理由として都市で暮らす家族が増えたこと、働く女性が増えたこと、そして人工栄養で育てることの方がより近代的でよる知的だとお母さんに信じさせるための宣伝が増えたことが挙げられる。・・・とユニセフの1992年世界子ども白書は指摘する。粉ミルクは質的に劣っているうえに貧困家庭にとって都合の悪いことが多い。

貧しいために充分な粉ミルクを買うことができない。

読み書きが出来ないために粉ミルクの缶に書かれた説明を読むことができない。(宗教上の理由で、女児の就学が制限される国や地域が未だあることを、読者のみなさんはご存知ですよね?)

そのような多くの家庭で粉ミルクを非常に薄めて使っている場合が多い。

また、きれいな水が手に入らないために、あるいは哺乳瓶を消毒できないために、ミルクを保存する冷蔵庫も哺乳瓶を煮沸する燃料がないために、赤ちゃんはしばしば汚染された水、薄く溶いた粉ミルクを未消毒の哺乳瓶で飲ませられている。

その結果、貧しい地域では人工栄養で育てられた赤ちゃんは、完全に母乳で育てられている赤ちゃんに比べて下痢で死ぬ率が15倍、肺炎で死ぬ率が4倍になっている。

もし全てのお母さんが赤ちゃんを生後6ヶ月は完全母乳で育てると毎年100万人以上の幼い命を救うことが出来るとWHOは推定している。

貧しいほど人工栄養の危険は大きくなる。・・・としている。

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