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2013年7月 6日 (土)

赤ちゃんがお母さんを選ぶというお話

不思議系のお話なので苦手な方はスルーしてくださいね。
SOLANINの勤務先の母乳外来で赤ちゃんのお母さんから聞かせてもらったお話です。

一人目のお子さん(男の子)が生まれて6年目で二人目のお子さん(男の子)を出産されたKさんの体験談です。

お兄ちゃんが3歳の頃のある日、二人で手をつないで散歩をしていたそうです。

丁度下校時間帯で中学生がワラワラと大勢歩いて来るのに出会った時、何の前触れもなく、いきなり「お母さんはいつも僕のことを生んだって言うけどね、僕がお母さんを選んで生まれてきたんだよ。」と、喋り出したそうです。

Kさんは軽い気持ちで「あぁ、そうなの?ふ〜ん。でもどうやって選ぶのかな?」と聞いてみたそうです。

そうしたら、お兄ちゃんが「僕はいつも飛んでいたんだよ。誰の子どもになるか、お母さん(になる人を選ぶために)、探してたんだ。」と答えました。

Kさんは「いつ頃の話?その時お母さんは何してたの?」と重ねて聞いたそうです。

お兄ちゃんは「お母さんがああいう(と、指さしながら制服姿の中学生の女の子を見ながら)服を着て、お友達と歩いていた時、見つけてお母さんの子になるって決めたんだ。」と、断言したそうです。続いて「でもね、お母さんって何回も呼んだのに、お友達とばかり喋ってて、僕のことが分からないみたいだった。」と言ったそうです。

Kさんは「どうしてお母さんに決めたのかな?」とさらに聞いたそうです。

お兄ちゃんは「だって一番可愛いかったから。」とぼそっと言ったそうです。

お兄ちゃんが3歳の頃、何回も聞かされてきたお話だそうですが、その頃は「変なことを言う子だな。どういうつもりなのか?」と、聞き流していたそうです。

時は流れ、二人目の赤ちゃんを出産した後、お兄ちゃんはこう言ったそうです。

「お母さんはお父さんと仲良くなかったでしょう?あれ、困ったんだよ。○○(←赤ちゃんの名前)ちゃんが生まれられなくなるかと思って、僕は困ったんだ。順番は決まってるのに、生まれられなくなったらどうしようって心配だった。」とも言いました。

Kさんは一人目出産後、二人目を授かるまで流産したり、旦那さんとは不仲になる一方で、離婚を考えていたこともしょっちゅうだったそうです。

二人目を授かった時は、「生みたいが生んでもいいものか?」と悩んでいたそうです。

実際には二人目を授かってから、旦那さんが気を遣ってくれるようになり、家庭内が上手く回ってくるようになったそうです。

旦那さんと言い争いになった時、いつもお兄ちゃんが、泣いたりおどけたり、悪さをしたり吐いたり熱を出したりしたのは、両親を別れさせないための「作戦だった。」と打ち明けられたそうです。

子どもの方が一枚「うわて」なのでしょうか?

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☆胎内記憶・誕生記憶」カテゴリの記事

コメント

このお話、妊娠中アメブロで読んだときから大好きです。

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