何かが出来る前は、たくさん欲しがります。
ある日突然に、赤ちゃんが『おっぱい飲みの神様が降臨したのかなぁ。』というくらい、ひっきりなしに、おっぱいを欲しがることがあるかもしれません。
例えば、それまで、9~10回/日くらいのペースでおっぱいを飲んでいた赤ちゃんですと、いきなり、14~15回/日くらいのペースに増えてきます。
お母さんにしてみたら、乳房の張る時間がないので、こういう状況に陥ると、ほぼ100%のお母さんは「おかしいなぁ。急におっぱいが足りなくなったのかなぁ。」と不安になってきます。
しかも、この『おっぱい飲みの神様降臨状態』は超短くて3日間、通常7~10日間、超長いと14日間くらいは続きます。
何の知識も持ち合わせていないと、お母さんは自信喪失しちゃいかねません。
そう、これが母乳不足感の元凶なんですね。
おっぱいは、その時、赤ちゃんの欲しいだけは出ているのです。
それは間違いありません。
では何故、赤ちゃんは突然に頻繁におっぱいを欲しがるのかという理由が、この記事のタイトルなんですね。
例えば生後3~4週目に来る第一波は、体重増加のペースのギアチェンジ期にさしかかったことを意味します。
それまでもよく増えていた赤ちゃんも、イマイチだった赤ちゃんも、加速をつけてくるときは、それこそ「ガツガツ」とか「すっぽん」という表現がぴったりと当て嵌まることでしょう。
そうして、ひと段落つけば、また元のペースに落ち着いてきます。
その次は6~8週目に来る第二波は、早い赤ちゃんですと、あやすと笑うようになります。
「あーあー」「ウックン」などのおしゃべりが始まったりします。
出来るようになると、おっぱいの回数は減ってきます。
一般的に女の子のお母さんは、「あまり分からないなぁ。」仰ることが多いです。
男の子のお母さんは、「そういえば、そうだったかも。」と仰ることが多いです。
この傾向のある赤ちゃんは、ずっとこれを繰り返します。
その次は、満腹が分かる・・・かな。
その次が頸が据わる・・・かな。
『おっぱい飲みの神様降臨状態』になったら、焦らず、びびらず、「次は何だろうね。」と、興味を持って赤ちゃんを観察してください。
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