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2013年7月27日 (土)

熱し易く、冷め易い乳房って?(産褥早期)

年齢に関係なく、産褥入院中乳房がパンパンに張り、熱感が強く、寝返りしても痛いくらいで、試しに哺乳量を測定したら3日目なのに50gとか80gとか、ビックリするくらいの分泌量のお母さんに遭遇することがあります。
体質的に冷え症のお母さんはおっぱいの分泌が軌道に乗るのは遅めなのですが、稀に例外的に産褥入院中に乳房が活火山のようにフィーバーする方が居られます。

赤ちゃんがガッツリ系であれば、そのまま分泌が維持出来るのですが、下手っぴちゃんだったり、低出生体重児や早産児、眠り姫や眠り王子であると、良く出るおっぱいをしっかり吸啜して哺乳するのではなく、ほぼ毎回1クール出来るかどうかの流し込みで飲み下す状態が続いてしまいがちです。
そうすると、早ければ産褥10~14日頃には、初産婦であっても乳房の緊満が完全に消失して、おっぱいの分泌がガクンと低下します。
産褥早期は授乳間隔が2~3時間空いていれば、それなりの乳房の張りがある筈なのに、おっぱいを飲ませると柔らかくなる・軽くなるというのではなく、いつも「ぺっしゃんこ」のままなのです。
ジンジンするくらい熱感のあった乳房の皮膚表面が、温かみすら消失し、冷たい汗でじっとりしている感じに変貌します。
何故こんなことになるのでしょうか?
効果的な乳頭への吸啜刺激が得られないため、生産量が急降下するからです。
お母さんにしてみたら、痛くて堪らない乳房パンパン状態を離脱出来て良かったね~と思ってらっしゃるのでしょうが、助産師の立場として良かったね~とは言い難い事態に陥ることがあります。
赤ちゃんの体重増加度も不良になったり、ギリギリOKであっても・・・ねぇ。

そのような事態にならないためには、お食事内容や食べ方に配慮して、下半身を冷やさないことと、毎回の授乳で左右ともしっかり吸啜させることです。
どうにも乳頭への吸啜刺激が少ない時は搾乳をしてください。
熱し易く冷め易いおっぱいには注意が必要です。

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