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2013年7月22日 (月)

お母さんが頑張ってくれないと、このうつ乳は治らないですよ。

もちろん生理的(一時的)うつ乳というのは、どのお母さんにもあります。
前回の授乳から2~3時間間隔が空けば、乳房が温かく、重くなった感じがするアレです。
でも、それであれば、哺乳後は乳房は柔らかくなり、軽くなった感じがします。
乳房の殆どがスッキリして、爽快感さえあります。
助産師がモノの喩えに、「双子ちゃんでも養っていけるおっぱいね。」というレベルで、赤ちゃんの体重増加も極めて良好です。

O式のセンセイに言わせると、「おっぱいが不味いゆえ、飲みつかないから起きる。」そうです。
確かに、硬結を形成して乳房マッサージのために受診された方の乳房から排出される乳汁は、黄白色で、マーブル状であることが多いです。
1時間くらいかけて乳汁を排出させるべく乳房マッサージをして、どうにかこうにか乳房がフワフワになります。

授乳間隔を空け過ぎないように気をつけていても、哺乳後の乳房がちっともスッキリしない、重たい感じや緊満感が残るのは、飲ませていても飲めていないからです。

正常新生児の赤ちゃんで、哺乳テクニックが下手っぴちゃんな「だけ」であれば、うつ乳については定期的に搾乳でコントロールしていけば、大抵は1ヶ月健診を少し過ぎる頃にはしっかり飲めるようになりますから、慢性的(病的)うつ乳問題は解決します。(定期的搾乳も止めても、乳房の状態は差し支え無くなります。)
しかし、それに加えてお母さん自身が不器用である場合は、慢性的(病的)うつ乳が長期化することが多いですね。(乳腺炎の一歩手前の状態が続くのですね。)

具体例を挙げると、2ヶ月近く経ってもラッチオンがまともに出来ず、突出した乳頭なのに乳頭痛のため乳頭保護器を使わねばならない方、そもそも、哺乳中のポジショニングを保つのが怪しい方の場合等です。
哺乳出来る時もあればそうでない時もあるという、まるでギャンブルのような哺乳状況の場合、2ヶ月を超えようとも、慢性的(病的)うつ乳対策として、定期的搾乳は必須です。
こういう慢性的(病的)うつ乳の場合、赤ちゃんの体重増加は一向に振るわず、標準的な増え方の半分レベルくらいに留まることもしばしばなので、基本的に搾乳は飲ませます。

但し、私たちも力になりたいのですが、助産師は1回毎の授乳が上手く出来ているか否かを自宅まで評価しに行くことは出来ません。(当り前か)
お母さん自身が、自分で乳房緊満のレベルを把握し、横着せず、「これでいいのか?」という評価をしてくださいね。
なぜなら、この慢性的(病的)うつ乳の評価は、お母さんに見極めていただくしかないからです。
「助産師任せ」ではイカンということですな。

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