化膿して熱が出て…こんなおっぱいホントに飲ませて大丈夫?
化膿も酷くなれば、外科受診して、切開⇒排膿ということになりますが、フツーおっぱいが痛くなればそこまで放置するお母さんはおられないでしょう。
お薬の助けが必要になりますが、カバサールはNGですよ!
(カバサールの出てくる記事は過去にあります。ご存知ない方は記事一覧のページから『ぎっくり腰を治してほしかっただけなのに』をクリックしてご参照くださいね。)
抗生物質、ダーゼン、鎮痛剤あたりは産婦人科のドクターが処方されます。
指示通りに内服しましょう。
じゃが芋湿布も貼ってみましょう。
その他見直すことは以前に申した通りです。
さて、それにも増して、お母さんが気になるのはそんな炎症症状のキツイおっぱいを飲ませても、赤ちゃんのカラダに支障はないか?ということではないでしょうか?
トラブってるおっぱいを飲ませると、いつもより、うんちがユルイ感じがします。
でも、そのせいで、赤ちゃんにおっぱいのばい菌や毒素が移行するわけではないので、安心してね。
どんなおっぱいでも気にせず、のんでくれる赤ちゃんもおられますが、大抵は「にや~っと笑って飲まない」「寝たふりをする」「小言を言いながら渋々飲む」「じたばたと暴れながら飲む」「すぐに乳首をぷいっと放す」「横目でガン見する」「ため息をつく」「乳首を引っ張り飲みする」などのいつもとは違うそぶりを見せます。
・・・などなど、喜んで飲んでいる風ではなさそうです。
やはり美味しくないからでしょうね。
赤ちゃんにだって味覚くらいありますからね。
しかし、「じゃ、ミルクに切り替えて。」というのは大間違いですよ。
できる限り搾って捨てて、赤ちゃんにきちんと謝ってお願いしておっぱいを飲んでもらえば格段に早くきれいに治ります。
そうそう、抗生物質内服すると、しこりはすぐ小さくなって、痛みもラクになるから、すぐに治った気分になっちゃいますが、排乳しておかないと、すぐにぶり返します。
お母さんは大丈夫と思っても、再診して必ず助産師にチェックしてもらってね。
助産師はお母さんから再診キャンセル希望があっても、念のため診てくださいね。
慢性化しちゃうとヤバイので!
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