どうにかしてくださいと言われても。
SOLANINの勤務先の母乳外来では、「おっぱいのことや赤ちゃんのことで心配なことや困った時やおっぱいがトラぶったらいつでも連絡して受診予約を取ってくださいね。」と、赤ちゃんのお母さん達にお伝えしています。 しばらく前ですが、直母困難で搾乳併用中でフォローアップしているKさんからお電話がありました。 受診枠がいっぱいに近く、捻り出した時間帯は、「都合が悪くて行けないです。」とのこと。 でもね。
「お宮参りの日(昨日)からおっぱいが赤くなってちょっと痛いんです。どうしたらいいですか?」というヘルプコールでした。
Kさん曰く、両家揃っての中華の会食後から乳房がおかしくなってきたとのこと。
乳房がおかしくなってきたのが分かっていたのに、赤ちゃんが眠っているからと直母も搾乳もしなかったとのこと。
「はぁ?そんなん、アカンに決まってますやん!」と、思わず言ってしまいました。
よく聞けば、運転免許を持っていないし、自宅はバス路線から遠く、電車に乗るにも小1時間歩かなくてはならないとのこと。(汗)
対処方法については口頭で説明しましたが、週末にかかるという要素もあり、「Kさん大丈夫かな?」と、こっちがハラハラします。
仕方がないので、訪問出張してくださる開業助産院を紹介しましたが、当院よりも若干価格が高い(出張交通費も要するため)ということを伝えると、微妙に難色を示されました。(泣)
キツイことを言うようだけど、痛いのはKさんの乳房なのよね。
コスト的なことを論じている場合じゃないと思いますけどね。
これまでの受診の際、どうしたら良いか悪いかを私は伝えてきています。
アカンことをやってしまったのはKさん自身です。
SOLANINの勤務先の母乳外来に受診できないなら、対処方法と、代替え助産院をご紹介するしかないのですが、これ以上、私にどうせよと仰るのでしょうね。
もしかして仕事が終わったら、無償でKさんの自宅に出張せよと?
・・・そりゃあないですよね。
困った時に頼りにしてもらうのはいいのですが、頼られ過ぎというか、頼る方向が違うのではないかと思ってしまいました。
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