こま切れ睡眠に対応できます。
独身時代には考えられないと思いますが、妊娠後期になると、睡眠パターンまでお母さんモードになります。
その一例が夜間のWCタイムによる数回の覚醒です。
数回の覚醒ということは、こま切れ睡眠ということで、当然のように昼間睡魔が襲ってきたりしてお昼寝をしたり・・・という経験は殆どの妊婦さんがお持ちではないかと思います。
産後のおっぱい生活が始まると、まさにこま切れ睡眠になりますが、睡眠時間が短い割にはカラダが動くのは実は妊娠中から準備ができているからなのですね。
ちなみにこの睡眠パターンの司令塔は、松果体から分泌されるホルモンです。
そしてこの松果体ホルモンはおなかの赤ちゃんにも大きな影響を与えていまして、一般的に生後2ヶ月迄の赤ちゃんは夜行性の場合が圧倒的に多いのはこのお母さんからおなかにいた時に貰った松果体ホルモンのせいなのですね。
赤ちゃん自身のカラダが松果体ホルモンを造り出し、赤ちゃんなりの睡眠パターンが形成されるのは2カ月以降です。
実際その頃になると、「わりと眠ってくれるようになりました。」と仰るお母さんが増えてきます。
でも、おっぱいを造るプロラクチンというホルモンは夜中は昼間の2倍出るので、夜中に起きてしっかりおっぱいを飲むことは赤ちゃんの成長発達には不可欠のことですから、決して端折ってはいけないのですね。
色々なトコロで人間のカラダは上手くいくようにプログラミングされているのですね。
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