妊娠中は出産のことだけで頭がいっぱい?
記事タイトルを見て、「そりゃそうでしょう!」と肯いた妊婦さん、率直に申しますが、それではいけませんぞ!
「産後のことを言われても、今はまだ想像つかないし・・・」という言い訳は、単なる逃げだと
私は思います。
出産するやいなやおっぱいライフは始まるのです。
母子同室でも、母子異室でもです。
赤ちゃんがNICUに搬送されて母子分離になったら尚更ですよ。
どうしてそこに想いを馳せることが出来ないのか?
確かに出産は命がけです。
何が起こるか分からない。
どんなに設備か整っていても、優秀なスタッフが揃っていても、出産に於いては100%の安全なんて何処にも存在しませんからね。
「出産のことを考えるだけで精一杯。」という気持ちも分からないではないけれど、それだけじゃ駄目なんですよ。
おなかの赤ちゃんに対し、お母さんとしての誠意を持っているのなら、せめて1日に1回は、「出産時に何があっても、お母さんは気をしっかり持つからね。あなたを受け入れるからね。そして、産後に始まるであろう、おっぱいライフに向けて、今からできることは何かを知り、準備しますよ。」・・・という意識を持って、語りかけてほしいのです。
つまり、ココロとカラダの準備をしていただきたいのです。
その対極とも言えるのが、デパートや通販の「出産用品・赤ちゃん用品大会」の物品購入と出産時の呼吸法の練習をチョイチョイとやっただけで、「妊娠中にすべきことは、何もかもやり切った!」と勘違い&自己満足する花畑妊婦です。(泣)
ちなみに花畑度が高ければ高いほど、産後ちょっとしたことが上手くいかないと、マタニティーブルーに陥り易いようです。
この記事を読まれた妊婦さん!
是非とも、「私は、花畑妊婦にだけはなるまい!」と、決意してくださいね。
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