ちょっと待った!それってホントに治ってる?
乳房が腫れて、しこりが出来て、熱が出て、痛くなって・・・というのは、乳腺炎の症状ですね。
みなさんよ~くご存知かと思います。
これらも症状がスッキリとよくなれば、一応治ったのかなぁということになります。
でも、それってお母さんからみた所見に過ぎないのですね。
それだけでホントに治ったと言い切るのは早計ですぞ!
おっぱいの味は食べたものでも変化しますが、乳腺炎になると、乳汁が濃ゆくなるので、ドロドロしてきます。
(ドロドロとはねちょくなったり、マーブル状になったり、脂が浮いている状態です。)
味はテキメンに不味くなります。
ホントに治ったのかをチェックするには、上記の条件に加えて以下の条件が揃っていることが必要です。
まずは、少量でいいからしこり(硬結)に繋がる部位の乳管から、自分で乳汁を搾り出して性状をチェックしてください。
左右差はありませんか?
ドロドロしていませんか?
そして、赤ちゃんの飲みっぷりをチェックしてください。
左右差はありませんか?
唸ったり、小言を言ったり、カラダをくねらせたり、乳首を引っ張ったり、ちょっと咥えてはピッと離したり、溜息を付いたり、ニヤニヤ笑いをしながら飲んでいませんか?
ちなみに、喋るおっぱい星人だったら、お味を尋ねたら「美味しくなったよ!」と言ってくれます。
乳腺炎がホントに治ったのか、治る途中なのかは、乳汁の性状と赤ちゃんの飲みっぷりもチェックしてから判断しましょう。
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