臨月のレジャーについて。
盛夏のレジャーって、そりゃあ楽しいですけど、気候のせいで疲れがハンパないものです。
この季節、妊婦さんで上にお子さんがいらっしゃる方は、旦那さんとレジャー計画を話し合う中で、「せめて1回くらい、海に連れて行ってあげなきゃ可哀想よね。」という展開になり、「片道1時間半から2時間くらいだったら大丈夫なんじゃないの?」と、比較的近場の海水浴場+温泉でまったり宿泊プランなぁんて感じでホテル予約しちゃったりしていませんか?
あ、いや、近場の旅行、いいですよ。
安定期だったら。
でもね、臨月でそういう旅行プランあげるのは無謀ですよ。
比較的近場にある海水浴場でも、ちょっと名の通った観光地付近だったら、往復の道路って大抵混みますからね。
只でさえ、キツい陽射しで日焼けしますから、数時間のうちに体力の消耗&抵抗力の低下ということも充分想定されるのです。
経産婦さんと言えども、出産にはかなりのエネルギーが消費されることは過去記事にも書きましたから、ご存知ですよね?
いつも元気な妊婦さんであっても、過信は禁物です。
こういう時って体調不良になるリスクが高いのですよ。
渋滞のさなかに破水したらどうしますか?
陣痛が始まったら、かかりつけの病産院にまで辿り着けるかしら?
まさかの車中出産になっちゃったらどうしますか?
救急車呼ぶのですか?
救急車呼ぶのだって、渋滞していたら、迅速な搬送なんてできませんよ。
・・・もっと、おなかの赤ちゃんのことを考えてあげましょうよ。
臨月のレジャー計画なんて、おなかの赤ちゃんの生命を軽く見ているとしか思えません。
親としての想像力の欠如にも程があるっていうか、酷い話です。
「無事だったからいいじゃん。」的な結果オーライにしちゃいけないのですよ。
えっ?ホテル予約?・・・何言っているんですか!
そんなものキャンセルすればいいんです!
おなかの赤ちゃんが無事元気に生まれてくることと、臨月にレジャーを楽しむことと、どっちが大事かだなんて、考えなくても分かることですよね?
(でも、時々、こんな基本的なことが分からない妊婦さんが居て、SOLANINは頭が痛くなります。)
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