フットボール抱きの極意とは?
「あなたと赤ちゃんはフットボール抱きの授乳が合うよ。」と助産師から勧められたお母さんは少なくないと思いますが、きちんとマスターしないと結構な割合で、上口唇にばかり力が掛かって、下口唇が浮いた感じorパカパカしてしまい、乳頭の上側が切れてしまったり、哺乳が量にならないことも見受けられます。
困ったことですな。
「どないしたらエエのやろ?」と日々悩み、画面の向こうに座っていらっしゃるあなた、極意を教えて差し上げましょう!
先ずは、頸の据わっていない赤ちゃんであれば、後頸部を親指と人差し指の股で挟み込み把持します。
後頭部に手を添わせると、頸部がカクンと前傾しますから、駄目ですよ。
次に、赤ちゃんがまぁるい大きなお口を開けたら、ガバッと咥えさせます。
このあたりはいつもと一緒ですかな?
で、(ここが肝心!)赤ちゃんの後頸部を把持している方の腕の肘をホンの少し、2cmくらいクイッと後ろに引くのです。すると、下口唇の浮いた感じorパカパカしていたのが、しっかり密着できて下顎のチカラが適正に掛かるようになります。
しかも、上側に傷が入っていた方も、「痛くない!」ということに気がつかれると思います。
以上です。
ジャンジャン!
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