おっぱいから、茶色っぽい汁がでてきた!
母乳育児を成功させるためのも、妊娠中からの乳房・乳輪のケアが必要ですが、私のみるところ、20人にひとりくらいはケアをしておっぱいが滲み出たのかと思いきや、茶色っぽい汁が出てきたと、びっくり仰天される、妊婦さんがおられます。
産後も妊娠中のケアが不十分ですと、そういった汁が出てくることもあります。
その正体はなんでしょうか。
それは血です。
中には真っ赤な血そのものが出てくる方もおられます。
原因はひとつではありません。
乳房を強打した後、炎症の後、赤ちゃんのお母さんだったら、搾乳をものすごい力でやってしまい、微小血管を損傷した場合などです。
『でも、もしかして、乳がんだったら・・・』と、心配ではありますよね。
その場合はまず、産婦人科のドクターに相談して、その汁にガン細胞が紛れ込んでいないか、病理検査をしてもらいましょう。
妊婦さんならば、検査の結果を聞いて、(普通問題なしなので、おそるるに足らずですが・・・)大丈夫と確認してもらったら、ドンドンその、茶色っぽい汁を排出してくださいね。
そうでないと、赤ちゃんが「ちち」ではなく「ち」を飲むことになります。
血を飲むとムカムカして気持ち悪くなるので、赤ちゃんは哺乳後に嘔吐します。
生まれたての赤ちゃんが血を吐いたらそっちの方が怖いです。
赤ちゃんには美味しいおっぱいをあげましょうね。
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