乳房の大きさとおっぱいの出具合の関連性は?
妊娠していない時の乳房の大小は脂肪の多いか少ないかで決まります。
おっぱいを造るのは乳腺組織ですね。
妊娠中に多少なりとも乳房が大きくなれば、それは、おっぱい工場建設予定地に地盤改良がされたということ。
そこまではいいんですがそれだけじゃ、もう一歩が足りない。
助産師の視点からすると、乳房全体の『可動性』があることと、乳管の詰まりを取り除き、乳頭・乳輪を柔らかくしておくことが、大変重要に思います。
可動性とは乳房か緊満してきても、付け根からガチガチにならないこと。
たとえ乳房が小さくても、動かして『ゆとり』があることです。
それは、おっぱいの保管庫の素材が柔軟で、地震がきてもクラッシュしないこと。
乳管の詰まりを取り除くとは、生産されたおっぱいの出荷ルートを確保すること。
乳頭・乳輪を柔らかくしておくことはおっぱいをすぐに飲めるよう紙パックやガラス容器に入れ、コップやストローの準備をすること。
妊娠中からゆったりした下着を着けた方がいいことは過去の記事でも書きましたが、乳房全体を揺らしたり、下半身を冷やさないようにすること、妊娠中から乳頭・乳輪のお手入れをしておくことで、おっぱいの出具合は変わってきますし、不必要に痛い目に遭わなくてすみますね。
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