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2013年9月26日 (木)

臍帯真結節って、何のことかご存知でしょうか?

臍帯真結節(さいたいしんけっせつ)とは、とても恐ろしいことですが、同時に超レアケースですので、「こんなことがあるのか!」ということを知っていただけたらそれでイイかと思います。

臍帯とは、おなかの赤ちゃんと胎盤を結ぶ紐状の付属物です。
臍帯には動脈2本と静脈1本が通っていて、お母さんのカラダから酸素や栄養物を貰い、老廃物を排出してもらうために存在するものですね。

その臍帯に(超レアケースですが)おなかの赤ちゃんの動きにより結び目が出来てしまい、臍帯の血流が滞ってしまい、子宮内胎児発育遅延(FGR)や胎児機能不全等を起こす場合があります。
妊婦検診の際に行う超音波検査(3Dや4Dであっても)では、臍帯真結節が起きているかどうかを見つけるのはほぼ不可能ですし、結び目を解くことも不可能です。

緩やかな結び目であれば、血流自体がが途絶えないので、赤ちゃんの生命に影響することはまず無いし、出産も無事終了するのですが、何かの拍子にキュ~ッと硬い結び目なると、血流自体が完全に遮断されるため、おなかの赤ちゃんの生命がジ・エンドになることもあります。

これがあくまで不幸なアクシデントであり、決してお母さんのせいではありません。
兆候として徐々に胎動が少なくなるという場合もあるし、昨日まで元気に動いていたのにいきなり・・・という場合もあり、まちまちです。
私の古くからの友人の一人も、3人目の赤ちゃんをこの臍帯真結節で亡くしたと聞きました。

医学の進歩と共に、世間一般の感覚として、おなかに宿ってくれた赤ちゃんが元気に問題なく生まれて来てくれることは当り前のように思いがちですが、本当は奇跡的であり、このうえなく有り難いことで、産声を上げてくれた赤ちゃんを抱きしめた瞬間から、授かった生命を慈しんで育てるという気持ちを日々忘れてはいけないなと思いました。

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