妊娠中に乳管の詰まりだけは取り除いておきましょう!
助産師でなくても産後のお母さんでしたら「そりゃそうだ。」なことですね。
妊娠中は出産がゴールに思えておっぱいに無関心な妊婦さんもおられます。
「ミルクだっていいじゃない?」と安易に考えておられる方に出会うたびに、母乳育児支援をライフワークにしている者としては悲しくなります。
ただ単に赤ちゃんのおなかを満たしてあげるのでしたら、ミルクでもいいのでしょう。
ミルクにすれば、おばあちゃんに預けて心おきなく遊びに行けるかもしれません。
でも、赤ちゃんのお母さんになろうとしている人がそんなスタンス(=何があっても自分優先)でいいのでしょうか?
生後間もないころから、詰まりっぱなしのおっぱいを吸わされる赤ちゃん。
おっぱいのカスが取り除けていないから、赤ちゃんはカスの吸い出し業務に従事しなくてはなりません。
妊婦さんがおっぱいのケアに無関心ですと、このような事態に陥ります。
準備さえしておけば・・・と産後悔やむことにならないようにしたいですね。
その一方、助産師の無知でお母さんを精神的に追い込んだり、適切な助言やケアの実技指導が受けられなかったばっかりに、上手くいかないということだけは、避けたいですね。
« 妊娠中の血乳を放置すると…? | トップページ | 妊娠中の乳頭・乳輪ケアは何としてでも行ってくださいね! »
「☆妊娠中にしておきたい心と体の準備」カテゴリの記事
- 硬いおっぱいでは飲めません。(2015.08.05)
- この場合、授乳は差し控えるべきですか?(妊娠初期)(2015.05.01)
- 出産前に白斑が出来た場合。(2015.03.13)
- 妊娠判明前日に豚レバーをたくさん食べてしまいました。(2015.02.09)
- 何故子宮口全開まで努責したらNGなの?(2014.11.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント