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2013年9月27日 (金)

癒着胎盤って聞いたことがありますか?

癒着胎盤(ゆちゃくたいばん)って聞いたことがありますか?
通常お産が進み、赤ちゃんが生まれると、暫く後(通常30分以内)に自然に胎盤が剥離して出てきます。
出産経験のある女性だったら、その流れは理解できると思います。
出産は赤ちゃんが生まれたら終了!・・・ではなく、胎盤が出て初めて無事終了と言えるものなのですね。

ところが、癒着胎盤の場合、赤ちゃんが生まれた後に、当然起こり得るであろうタイミングに自然に胎盤が剥離せず外に出て来ません。
ですので、こればかりは妊娠中に診断することは不可能です。
まだバリバリの癒着胎盤だったかどうかの明確な診断は子宮摘出をして病理検査をしてから出されるものでもあるので、自然に剥離しなかったものの産婦人科ドクターが手を使って剥離が出来て、子宮摘出せずに済んだ場合は、付着胎盤といいます。
どうしてこのような事態になるのか、原因として考えられることは幾つかあります。
例えば、子宮内膜がたまたま上手く形成されなかったり、流産の処置や中絶の処置や子宮の手術後(以前に筋腫核出術とか帝王切開の経験があるとか)の痕などのの位置に着床してしまったり、前置胎盤だったり、頻産婦(出産経験が多い方)だったりすると、そうでない場合よりもなり易いそうです。
でも、そういう経緯が皆無であっても、なってしまうこともあります。

発症頻度は癒着胎盤は0.01%、付着胎盤は0.3%と報告されています。
癒着胎盤の恐ろしさは、出血多量による生命の危機です。
付着胎盤の用手剥離の際にも、1~2リッター超えの出血を伴うことは、ザラにあります。
出産は病気ではないし、殆どの出産では赤ちゃんが生まれたら胎盤は出てきます。
しかし、ごく稀ではありますが、そうでない場合もあります。
母体の救命のために子宮摘出を余儀なくされることさえあるのです。
赤ちゃんを産むことを軽く考える方は居ないと思いますが、無事に産めたということは、実はとてもありがたいことなのですね。

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☆陣痛から出産まで」カテゴリの記事

コメント

私は胎盤が癒着?していて内反しましたが、これは癒着胎盤ではないということでいいでしょうか?

ソラニンさんの本からこちらのブログを知りました。
当初混合で育てておりましたが、こちらのブログで勉強させていただき
現在完母で楽しんで子育ていたしております。
たくさんの情報、心から感謝いたしております。
私はソラニンさんの仰る付着胎盤だったと思います。
出産後胎盤を医者が引っ張り、痛みを伴う摘出?でした。
話は横にそれますが、出てきた私の胎盤が変色している、
こんな色の胎盤は滅多にないとその場にいた助産師さんと
看護師さんを呼んで見せていました。
心ない医者に勇気を持って私も見たい!と言えば、、原因を確認すれば、、
と後悔しています。幸い子供は3270gと元気に異常なく生まれてきました。
現在三ヶ月になり体重等順調な成長を遂げております。
今後も小児科の先生に相談しつつ、私も気をつけて観察していこうと思っています。

最後に、お仕事、子育てとお忙しい中のブログ更新、頭が下がるばかりです。
これからますます寒くなりますが、どうぞご自愛ください。

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