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2013年9月18日 (水)

切迫早産のお薬の『塩酸リトドリン®』について。(若干改訂版)

切迫早産の妊婦さんにとって、塩酸リトドリンというお薬、例えば先発薬の『ウテメリン®』(キッセイ薬品)は大事なお薬だから、何があっても内服して欲しいです。
普段は大丈夫でも逆子直しの体操(膝胸位)をする時もおなかが張っていたら絶対に回ってくれないですから、体操の前に内服します。

逆子の間は予防的に内服を勧めることすらあります。
逆子ですとおなかが張りやすく、破水しやすいからです。
破水して臍帯脱出してら、おなかの赤ちゃんがジ・エンドになってしまいますからね。

なのに、妊婦さんによりますが、副作用(動悸がする、手が震えるなど。)を嫌い内服されようとはしない方がおられます。
でも、それはアカンのです。
副作用は内服を続けたらある程度はカラダが慣れてきます。
SOLANINも2人目と3人目は内服しましたから、経験者ですから分かるんです。
でも、余りに副作用がキツいようならば、症状を緩和する漢方薬がありますから、産婦人科のドクターにその旨お願いしてみましょう。

でも『ウテメリン®』って先発薬だから高いのよね。
5mg1錠で150.6円はします。
ううう・・・この高さ何とかならんのか?
経済的負担の大きさから躊躇せざるを得ない場合は後発薬(ジェネリック)にしてくださいとお願いしてみましょう。
例えば『ルテオニン®』(帝国臓器_武田_住友)というお薬だけど、後発薬(ジェネリック)だから5mg1錠91.4円ですよ。
他にも『リメトラーク®』(富士製薬)や『リトメリン®』(大原)は5mg1錠31.3円だし、『ウテメック®』(大正製薬)は5mg1錠24.2円なんですよ。
同じ成分が同じ量なのにこうまでお値段が違うんです。
最近は、『塩酸リトドリン®○○』(○○の部分は製薬会社の名前が入る)という表記のお薬も増えましたね。

この辺も大事なことです。
同じ成分のお薬であったとしても、薬価ってすんごい違いがあるもんなんです。
ビックリしちゃうでしょう?
先発薬は開発費がウン十億円(モノによってはウン百億円)もかかることがあるから高くなるし、後発薬(ジェネリック)は開発費不要ですから安くなるんです。
後発薬(ジェネリック)を希望することは悪いことでもハズいことでもありません。
どころか、医療費の抑制に効果的と推奨されているくらいです。
妊婦さんから処方の際にお願いしてみるといいでしょう。

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コメント

毎日ブログを読んでます。
初めてコメントさせていただきます。
ジェネリックですが、効能は一緒でも作られている成分は違うので、薬アレルギーがある人はジェネリックは避けるように主治医からいわれています。
薬価が安いからといって安易にジェネリックへ変更することは危険だと思います。

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