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2013年9月20日 (金)

円錐切除術後の妊娠。

日本の子宮頸がん検診受診率はまだまだお寒い数値ではありますが、少なくとも妊娠疑いで産婦人科を受診したら、間違いなく子宮頸がん検診されます。
で、子宮頸がんの前段階というのが、「高度異形成」という状態で、妊娠中に発見された場合、産後時期を見て円錐切除術という手術をすることになります。

円錐切除術をしてもらった後で、妊娠を希望されるのであれば、それは可能ですが、手術を受けていない方に比較して、子宮頸部が、デリケートなので、そのままの状態で妊娠を継続することは恐らく無理です。

手術を受けると子宮頸管無力症の方と同じような状態になるので、放置すると切迫でなく本物の流早産になってしまいます。

そんなことになってしまったら大変です。
取り返しのつかないことになってしまったら・・・

そのため、円錐切除術後に妊娠された方は一般的には妊娠5ヶ月頃までに一度入院して子宮頸管縫縮術(通称シロッカー術と呼ばれるもの)という手術をすることになります。
腹緊の状態によっては点滴や内服でおなかが張らないようにコントロールすることになります。(おなかの張りが収まれば、数日後には退院出来ます。)

通常、手術をすれば妊娠を継続できるので、36~37週頃になれば抜糸することになります。(抜糸は外来で出来ますから、抜糸のためだけに入院することはありません。)
抜糸後やがて陣痛発来すれば、普通に経膣分娩は出来ます。

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