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2013年9月25日 (水)

卵膜遺残とは?

卵膜遺残(らんまくいざん)って言葉、聞いたことがある方は、産婦人科関係以外では、恐らく該当者の産褥婦さんでしょうね。

決して脅かすつもりはありませんが、産後のお母さんに起こり得る異常のひとつです。
出産の際、卵膜が子宮内に残ることを指します。
まず赤ちゃんが生まれて、次に胎盤が出てくる際に、卵膜が裂けたり残ったりすることが時にあります。
勿論、そのようなことが無いか、直接介助した助産師が目を皿のようにして確認しているわけですが、少しでも疑わしい場合は、産婦人科のドクターが検査(胎盤鉗子やエコーなど)をされ、その場で治療方針を決められます。
大抵の場合、さほど出血量も多くならずに、産褥入院中に自然排出されるのですが、後に引くこともあります。

原因は様々で、子宮内感染(例えば早期破水していたのに、妊婦さんの気がつくのが遅く、来院が遅れたとか)のある場合や、胎盤癒着・付着(例えば今回の妊娠以前に帝王切開の経験がある・妊娠中絶の経験がある・6回以上の出産経験など)のある場合はそうでない方よりもハイリスクではありますが、それ以外の原因もあり、「○○だからである。」とは一概に言えないのが現実です。

治療方法としては、子宮収縮剤を使用して、出血を抑えるという治療方法が取られることもあるし、状況によっては、遺残した卵膜の除去ということで、子宮内掻爬術をされることもあります。
また、発熱などの症状から感染の疑いがある場合は抗生剤が使用されることもあります。
また、産科退院後に発覚したのであれば、血液検査(HCG定量)や子宮鏡検査等、
行われることもあるようです。

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