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2013年9月17日 (火)

切迫早産になったら安静にと指導される理由。

妊娠22週0日から36週6日までの出産を早産と言います。
そうではなくて、切迫早産と産婦人科のドクターから指摘された妊婦さん、何をもってして「切迫」なのかということをお話しましょう。
月経痛のようなおなかの痛みや出血、場合によっては破水などの自覚症状が見られたら早産の兆候があると言えます。
早産の兆候が常態的に見られるようならばそれは切迫早産です。
また、経膣エコーで子宮頸管が開いてきていたり短くなっていたら、上記のような自覚症状がなかったとしてもそれは切迫早産です。

ここからホンモノの早産に進行しないようにせねばなりませんね。
そのためにはまず安静が必要です。
安静にすることで切迫早産の症状が収まってくることが期待できるからです。

直ぐに出来ることはいくつもあります。
下腹に力を入れるのはよくないので、重いものを持ち運ぶのは周りの人に代わってもらいましょう。(上の子さんのおられる方はお座り抱っこのみにとどめてください。)
便秘をすると、便を出すのに長く気張ることになるから、妊娠中でも使える下剤を処方してもらってあまり気張らずにすんなりと排便できるようにしましょう。
冷えも子宮収縮を誘発するので温かい服装にしましょう。(特に靴下・レギンス・腹巻きはお勧めアイテムです。)

それでも症状が収まらないならば、子宮収縮抑制剤(=ウテメリン、ルテオニンなど)を内服することになります。
ただ、このお薬は動悸や手の震えなどの副作用があります。
おなかの赤ちゃんにはどうもないのですが、お母さんが内服を嫌がられる傾向大なのです。
でも内服しなければ、ホンモノの早産になってしまう恐れが強いから内服をしなくてはなりません。
そういう場合は漢方で症状を軽くするお薬(もちろん、妊婦さんが内服しても大丈夫なお薬です。)があるのでそれを併せて処方してもらいましょう。

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