« レアケースですが、事実です1。 | トップページ | レアケースですが、事実です2。 »

2013年10月24日 (木)

ミルクの補足どうしたらいい?(生後1ヶ月以降)

<ご相談内容>
1ヶ月健診で赤ちゃんの体重の増え方が少なく、ドクターから毎回100mlのミルクの補足を指示されました。
再診時は98g/日の増え方でした。
ドクターはそれでOKで、ミルクは欲しがるままに与えるようにと追加指導されました。
実家に戻り(それまでは婚家の方にいた?)地元の助産師にマッサージしてもらい、ミルクの補足は30ml(どうしてもの場合でも50ml)と減量を勧められ、3日頑張ったのですが、どんなに吸わせても抱っこしても泣きやまず、目の下に隈を作っている赤ちゃんを見ると、ミルクを足したくなるのです。
ちょっとでも出るようにとマッサージには週1回は通いケアを受けているものの、おっぱいは20~30ml/回しか出ません。
幸いおっぱいを吸うことは赤ちゃんは厭がっておらず、眠るときは安心材料なのか、添い乳で眠ります。
自分なりに楽しく母乳をあげ続けるにはどうしたらいいですか?

<SOLANINの回答>

まず、1か月健診時の体重増加が少なかったとのことですが、最低体重(=生まれてから3日間くらいのうち、一番少なくなった体重のことです。)か退院時の体重から計算していないと、正しい判断は出来ません。
ミルク推進派のドクターの手に落ちれば、生まれた時の体重から計算しますから、その時点で殆どの赤ちゃんが『アウツ』です。
1か月健診時点での赤ちゃんの体重が不明ですが、100ml/回のミルクって、完母の赤ちゃんだったらフツーha5kg台の赤ちゃんの1回量ですよ。
生まれた時の体重から1gも増えていなかったならいざ知らず、そんなことはないでしょうし。
このドクターの指導自体がク●●ジーです。
しかも再診時体重増加度が98g/日という赤ちゃんがおなかを壊すような飲ませ方でOK出して、引き続き欲しがるままにミルクを与えろなんて・・・まともなドクターなら言わない筈です。
(まっとうな小児科のドクターであれば、ご自分の赤ちゃんにはこんな飲ませ方をさせはしないでしょう。)

何度も記事にしていますが、生後1か月時の赤ちゃんの体重増加の規準はWHO/ユニセフの規準ですと、18~30g/日のペースで増えていればいいんです。
(この赤ちゃんについては、ご相談内容に日齢ごとの体重の変化などの基本情報についての記載が全くありません。また、こちらから確認を取りたくても、発信者が「黒文字さん」なので、なかなか聞き辛いということもあります。なので数値的な点について私は把握できていないので一般的なことしか言えませんが・・・)

恐らく、地元の助産師は大量のミルク足して赤ちゃんの体重が激増しているから、こんなに補足しなくてもいいと考えたのでしょう。
その点については理解できます。
但し、ミルクの減量は難しい。
こんなに無茶苦茶な胃拡張をさせられた揚句、急に減らせったってそりゃ無理でしょう。
理論的には30~50ml/回でいいのかもしれないけど、胃拡張させられた期間が長ければ長いほど、実現不可能になるのです。
まだ、満腹中枢未形成の時期なので、スタミナが切れなければ満足しないし眠りません。
この時期の赤ちゃんはただでさえスタミナがあるのに、急激に大きくならされた赤ちゃんなので他の赤ちゃんよりも余計にスタミナが溢れ返っているのです。
おなかがはちきれそうなのに、苦しくてもお口はおっぱいを欲しがるのです。
なので、赤ちゃんは泣き続けて眠らず、お母さんは疲労困憊しミルクをたくさん足したくなるのです。

今になって厳しいようですが、残念なのはお母さんが真実を見極める目をお持ちでなかったこと。
でもそれは、それだけこのお母さんにはその小児科のドクターの言葉が重かったからでもありますね。

幸い赤ちゃんはお母さんのおっぱいを吸い付いてくれるし、添い乳が出来ますね。
くどいようですが、一気に胃拡張させられた赤ちゃんには、短期間で1回量を減らすのは難しいと思います。
それならば、まずミルクの補足回数を1回だけ減らせませんか?
例えばミルクの補足が8回/日ならば、7回/日に頑張れませんか?
搾っても1回に20~30mlしか出ないとお嘆きですが、20~30mlは出てくれるのですから、1日に200~300mlは出るということでしょう?
仮に100ml×7回/日ミルク補足ならば、それだけで700ml/日のミルクが赤ちゃんのお口に入るのです。

先ほど述べましたが、仮に5kg台の赤ちゃんであっても、直母ならば1回量は100ml程度です。
直母を頻回にすれば、ひもじい想いをさせているのでないことは、ご理解いただけると思います。

これから暫くはおっぱいを5分で2クールして、そのあとはミルク100mlの補足というパターンでいいです。
(但し1回だけ減らしてね。1回だけはおっぱいだけで次の授乳まで繋いでみてね。)
100mlのミルクを補足しても赤ちゃんがひもじそうならば、もう回直母してください。
ミルクを補足していて、ほどほどに休憩が取れるなら頻回直母すれば分泌は増えてきます。
(可能であればもう1回、さらにもう1回・・・と、ミルクの回数が減らせたら充分です。)

100mlのミルク、哺乳瓶であげてるのでしょう?
何分かかって哺乳していますか?
15分くらいかけてますか?(だったらいいと思いますが・・・)
ラクチンなゴムの乳首ですと吸啜がしっかりと出来ないから、早食いしたのと同じで、それで満足感が得られないのです。
おなかが苦しいくせに「もっと寄越せ~。」とギャン泣きするのです。
ひとつはゴムの乳首を変更するのもいいかもしれません。

楽しくおっぱいを続けられるにはまず、お母さんが賢くなってください。
おっぱいは出てくるものではなく、出していくものです。

« レアケースですが、事実です1。 | トップページ | レアケースですが、事実です2。 »

☆混合栄養のお母さんへ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« レアケースですが、事実です1。 | トップページ | レアケースですが、事実です2。 »

カテゴリー

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アクセスカウンター

  • アクセスカウンター
    現在の閲覧者数: