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2013年10月11日 (金)

旦那さんが『リバビリン®』を内服している時の精子への影響は?

妊娠中のお薬の内服については妊婦のみなさんは充分注意しておられると思いますが旦那さんのお薬の内服について考えられたこと、ありますか?
意外と盲点だったりして・・・

妊娠というものは卵子と精子が、巡り逢って受精卵となり子宮内膜に着床することで成立しますね。

赤ちゃんを希望されるご夫婦で旦那さんに持病があり内服治療中だったらまずは主治医に相談しましょう。

『リバビリン®』というお薬は抗ウイルス薬で慢性C型肝炎の治療薬です。
精液を解して奥さんのカラダへの移行が心配されるお薬です。
このお薬は妊娠成立以降も影響があります。
どう影響があるのかと申しますと、微量でもとても強力におなかの赤ちゃんに対し催奇形性があるからです。

これから赤ちゃんを希望されるご夫婦でしたら、万全を期して旦那さんの『リバビリン®』内服終了後6ヶ月間を経過しており主治医がOKサインを出してくれてからの避妊解除をお勧めします。

もちろん、奥さんがC型肝炎を治療中でも『リバビリン®』内服終了後6ヶ月間は避妊することが必要なのは申すまでもありません。

とにかく、妊娠以外で旦那さんの精液が妊娠中の奥さんの体内に入ることは出来うる限り避けていきましょう。

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