赤ちゃんがお母さんから貰う免疫について★胎盤由来。
今日は免疫の話ですが、一般的に生まれてから半年くらいは免疫が残っているから、赤ちゃんは感染る病気になりにくいと言われます。
それは、 胎盤免疫抗体(IgG) といいます。
おおよそ、生後半年でこの免疫は切れます。
例えば風疹という病気を例に挙げてみましょう。
以前、お母さんが風疹に罹られ、抗体ができたとします。(フツーはできます。)
そうすると、その抗体は妊娠中に、胎盤?⇒臍帯⇒胎児という経路で移行するのですね。
確かに、臨床的にも生後半年以内に風疹に罹る赤ちゃんは滅多に出会いません。
但し、お母さんが風疹に罹っていない、もしくは予防注射を受けたものの、免疫が付かなかったか、消えてしまった場合は当然、赤ちゃんは免疫を貰えません。
なので、『私、免疫ないかも・・・?』という病気については要注意ですね。
麻疹、おたふくかぜ、水疱瘡・・・も然りです。
« 赤ちゃんが血の混じったおっぱいを吐く。(若干改訂版) | トップページ | 赤ちゃんがお母さんから貰う免疫について★母乳由来1。 »
「☆胎児が獲得する免疫」カテゴリの記事
- 詳細★胎盤由来免疫の有効期限。(2013.10.18)
- 赤ちゃんがお母さんから貰う免疫について★胎盤由来。(2013.10.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント