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2013年10月20日 (日)

抗体検査は出来るのか?

麻疹・風疹・流行性耳下腺炎・水痘などの感染症は、1度罹患すれば普通は抗体ができます。
また、予防接種をすれば、病気の種類にも依りますが、90〜95%の方は抗体が作られます。

自然罹患であろうと、予防接種であろうと、抗体ができたかどうかは血液検査で調べることができます。

例えば、風疹は妊娠初期の全妊婦に調べられます。
複数回妊娠すれば、その時その時には抗体があるかどうか、調べられます。
風疹に罹患した方と接触すると、抗体価がババ〜ンと跳ね上がります。
逆に、罹患した方と全く接触されてないと、抗体価は下がります。
(抗体価の数値には変動が付き物です。)
例えば、風疹の抗体価は8の倍数で表します。
×8より少ないとマイナスつまり、免疫が無いってこと。
×16・×32・×64・×128・×256・×512・・・などの数値で表します。

抗体価があるかどうかの検査はコスト的にも高いようで、調べるところまではされないお母さんが殆どです。(高いといっても1項目1000円前後ですが・・・)

ちなみに、オトナになってもこれらの予防接種を受けることはできます。
いつ受ければいいのか?についてはホームドクターに相談されては如何でしょうか?

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