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2013年10月 5日 (土)

口蓋垂が無いことと直母との関係性。

口蓋垂(こうがいすい)とは何のことでしょうか?
それは=「のどちんこ」のことです。
口蓋垂に裂が入っている場合(つまり口蓋垂裂ですな)、口蓋裂を伴っていることがしばしばあるようですが、その場合直母困難となることが多いです。
今回は口蓋垂裂ではなく、単に口蓋垂のみ欠損している場合、直母には何の影響もないのか?ということについて、体験的考察をしたいと思います。
最初にお断りしておきますが、この口蓋垂というもの、後から手術により形成することは不可能な部位なので、欠損している赤ちゃんは成人になっても欠損したままということになるそうです。
また、調べてみましたところ、数少ない文献上は口蓋垂のみ欠損があっても、哺乳には影響しない旨が記載されているようですが、この場合の哺乳というのは、恐らく瓶哺乳やシリンジ哺乳ではないかと推察します。
と申しますのも、口蓋垂が欠損していると最初から直母でスイスイ哺乳出来る赤ちゃんは稀なように見受けられるからです。
日齢が進み、赤ちゃんの体重や哺乳時のスタミナが向上すると、徐々に直母が上手くできるようになりますが、これまでのSOLANINの診立てでは、そうなるまでに1~2ヶ月を要することは稀ではないようです。
口蓋垂の無い赤ちゃんの場合、おっぱいの分泌が充分であれば、搾乳で分泌を維持し、シリンジ哺乳をして日々訓練をするのが望ましいです。
搾乳だけで必要な哺乳量が賄えない場合は、ミルクの補足も必要ですが、その場合もシリンジ哺乳をお勧めします。
逆に直母に固執されると、上手な吸啜行動が身につかずに日にちだけが過ぎていくので、「量が飲めない⇒体重増加不良になる」&;「乳頭刺激が少なくなる⇒おっぱいの分泌が低下する」を招き易くなるのでご注意ください。
 

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☆おっぱいに関する私見」カテゴリの記事

コメント

もうすぐ3歳になる長男出産時から愛読させていただいております。
今夏、次男を出産しました。この子は口腔内に腫瘍を持って産まれ、手術で取り除いたものの片側の軟口蓋と扁桃腺が欠損しておりました。
そのせいか舌がまっすぐ前に出ず、また腫瘍があった影響で歯茎のラインが腫瘍があった側にハの字に広がっており、うまく吸綴できず、哺乳力も弱いです。
長男の時に母乳で随分と悩んだので、今回は準備万端でおっぱいをあげるのをとても楽しみにしていたのですが、まさかの搾乳&哺乳瓶生活になってしまいました。
次男の命に別条がなかっただけで良しとしなくてはならないのですが、どうにもガッカリした気持ちになってしまいます。よその親子の授乳を目にすると殊更です。
幸い乳首を口に入れることは嫌がらないので、眠くてちょっとチュクチュクしたい時に咥えさせています。もしかしたらいつか直母で飲めるのではとかすかな期待を灯火に毎日の搾乳を頑張っているところです。
ソラニンさんのおかげで長男が現役おっぱい星人なため、なんだかおかしなタンデム授乳?になっております。(笑)そのため次男は搾乳ながらほぼ完母でスクスクと育っています。
本当にソラニンさんのブログには助けられ、感謝しております。

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