レアケースですが、事実です1。
最初にお断りしておきますが、これはあくまでレアケースだと思われます。
しかしながら、所見に変化があったことは担当の小児外科ドクターが認めておられますから、事実でもあります。
Aちゃんは1歳5ヶ月時に右顎のラインに沿って良性のリンパ腫が出来ました。
経過観察中であるものの段々大きくなるし、担当の小児外科のドクターから、「涼しくなったら手術しましょう。」と言われておられました。
入院手術は心配だけど、こればかりは止むを得ないとお母さんもお父さんも腹を括っておられました。
ところが、手術適応の大きさになってしまったリンパ腫が、どういうわけか徐々に縮小してきたのです。
何も変わったことはしていないのに。
ちなみにAちゃんは4歳前まで長期授乳をしてこられました。
つまり当時は現役バリバリのおっぱい星人だったのですね。
おっぱいの免疫は1歳を過ぎても続くものも多くあり、1歳を過ぎても濃度が高まるものがあると過去記事に書きましたが、その生き証人のような存在がAちゃんなのです。
担当の小児外科のドクターはもうビックリされて、「こういう現象は有り得ないのですが、でも、リンパ腫は消えてしまったので、手術は不要ですね。」と仰ったそうです。
Aちゃんのお母さんは「私はこれっておっぱいの効果だと思うのです。それしか考えられません。」と、ニコニコ顔で仰いました。
もちろんその後も、おっぱいを卒業しても、再発することなく元気に過ごしておられるAちゃんでありました。
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