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2013年10月21日 (月)

尿路感染症と母乳育児。

おっぱいをあげることは、消化器系や呼吸器系の感染症、中耳炎等の発症を低下させることは過去記事にも書きましたので、みなさん憶えておられるかと思います。
それだけではなく、尿路感染症の発症をも予防することをご存知でしょうか?

完ミの赤ちゃんは完母の赤ちゃんに比較して、尿路感染症に罹るリスクは5倍も高いそうです。(涙)
尿路感染症の代表疾患でもある腎盂腎炎に罹ったことのある生後2ヶ月半~6歳の幼児を調査したところ、おっぱいをあげていた期間が有意に短かったと報告されています。
つまり、おっぱいをあげていた期間が長いほど、離乳後も尿路感染症の予防効果は持続することが判っています。

おっぱいの予防効果は出生時が最高で、7ヶ月時までに徐々に減少してくるのですが、おっぱい中のオリゴ糖と分泌型IgA抗体のおかげで、原因となる細菌が上皮細胞に付着しにくいことが防御のメカニズムになっているそうです。

SOLANINの勤務先でも毎年何人もの尿路感染症の乳幼児が入院してきますが、振り返ってみますと他院出生の完ミの赤ちゃんが殆どで、完母の赤ちゃんは稀です。
完母の赤ちゃんで尿路感染症で入院となるのは、やはり7ヶ月以降の予防効果が減弱してきた時期であるとか、出生前及出生後の超音波検査で、水腎症が指摘されていた赤ちゃん等の理由がある場合のようですね。

おっぱいって凄いですね♪

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☆母乳の免疫成分」カテゴリの記事

コメント

うちの息子は、生後4ヶ月のとき、尿路感染(腎う腎炎)に、かかりました。
ほぼ完母です。(週1回程度ミルクを飲ませることはありました。)
完母で7ヶ月未満の尿路感染は稀とのことですが、どういう原因が考えられるか知りたいところではあります。

検査の結果、膀胱からの尿の逆流もありませんでした。
帝王切開のため、37週6日で出産しました。(3082グラム)
産後、1分間酸素を吸いました。
ミルクがあまり飲めなくて、3日間保育器に入っていました。
舌の下の筋が若干短いようで、1歳5ヶ月の現在、舌を出すと先が割れています。(生後1ヶ月くらいの時、助産師さんに聞いたら少し短いけど問題なく哺乳できる程度とのことでした。)
哺乳瓶でもおっぱいでも、なんでも飲む器用なタイプです。

男の子の尿路感染は少ない、あっても尿管の異常がほとんどで異常ないのに感染することは少ない、さらに完母かかることも稀、となると、息子には何か原因があるのではないかと不安です。

これは質問ではありません。
こういうケースもあって、完母の尿路感染が稀だと聞くと、かかった人間は不安になるので、かかる場合はどういう原因があるのかも記して頂きたいという、意見です。

ちなみに現在は1歳5ヶ月になり、2週間前の身体測定では、82.5センチ11.5キロ、ご飯もよく食べる、元気一杯の健康優良児です。

現在、1歳6ヶ月の娘が、2ヶ月の時と4ヶ月の時に尿路感染症にかかり入院しました。完全母乳で粉ミルクは飲ませたことはありません。眠り姫でしたが夜間も三時間以上の間隔があかないように授乳しました。

逆子による予定帝王切開での出生時(37週0日)は、2480グラム、50センチ。成長曲線の下の方に沿いながらスクスクと成長してきました。1歳2ヶ月の時に貧血と診断され3ヶ月間、鉄剤を飲んでいました。現在も8400グラム、77センチと小粒ちゃんで、おっぱい大好き偏食ですが、保育園では給食は完食し元気いっぱいです。

めいままさんのお子さんと同じく、逆流の検査も二回とも異常なしでした。オムツも汚れたらすぐに替えていました。主治医の先生によると、運が悪かっただけかもしれない。また再発したら子ども病院でより詳細な検査を受けた方が良いかもしれないが。との見解でした。今でも発熱のたびに不安です。

周囲にも完母で七ヶ月未満でも尿路感染症にかかったお子さんがいらっしゃるので、個人的には稀なことだとは捉えていませんでした。

このようなケースもあるというご報告まで。

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