分泌停止したら言い聞かせ卒乳すべきか?(タンデム希望者)
<ご相談内容>
私は第2子の妊娠が発覚し、第1子が2歳になった日から、来るタンデム授乳に向けて、「おっぱいは赤ちゃんが先に飲むから待っててね」等の言い聞かせを始めていました。
妊娠発覚当初は,おっぱいの分泌はビュンビュン射乳がある状態でしたが、徐々に分泌低下してきたようです。
吸啜刺激が少なくなっては、さらに分泌低下するのでは?と心配になり、授乳回数は毎日3回程度(1回に2~3分間程度)ですが妊娠前の回数をキープしていました。
なのに努力の甲斐なく、妊娠中期の今、完全に分泌停止してしまいました。
おっぱいの分泌量にはそこそこ自信があったので、まさか妊娠中に分泌停止するとは思いもよりませんでした。(泣)
私自身は、空乳でも温もりを求めて吸いたいのなら、幸いにも痛みもないし、夜間の授乳も日常になっていて苦ではないので、吸わせ続けてもいいと思っています。
しかし、分泌が完全に止まってしまった今、『言い聞かせ卒乳』をさせるべきなのでしょうか?
<SOLANINの回答>
おっぱいの分泌量に自信のあった方であれば、尚更分泌低下・停止はショックだったであろうとお察しします。
ただ、昨日の記事のも書きましたが、妊娠中に一番大量に分泌するホルモンは妊娠の維持継続に重要な役割を果たす、「プロゲステロン」です。
おっぱいをつくるホルモンである「プロラクチン」はスリープモードになりますから、妊娠中に分泌低下・停止することは、普通に考えても想定内なのですね。
ですので、現段階で第1子さんに直母をされても、お母さんが痛みを伴うとか、嫌な感じがしなければ、『言い聞かせ卒乳』はしなくていいですよ。
第1子さんがおっぱいを希望されるのであれば、現状続行されても、何の問題もありませんよ。
勿論、直母を続けようと思っていても、今後妊娠中に第1子さんが『自然卒乳』される場合もありますから、そうなれば、その時は現実を受容してください。
却って今は、「空乳になっても直母をしてくれるなんて、乳頭・乳輪のお手入れが簡略化出来るし、母親孝行で助かるわ~。」と、ポジティヴに考えましょう!
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コメント
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第2子妊娠中、後期に近づくに連れ分泌量は少なくなり最後は全くなくなりました。
しかし妊娠経過はとても順調でしたし、本人がそれでも飲むと言うので任せていました。
結果上の子のお手入れのおかげで出産したとき最高の状態で下の子の授乳が始まりました。感謝です。
投稿: はる | 2013年10月 9日 (水) 00時04分
SOLANINさん、こんばんは。お久しぶりです。
質問を記事化していただいた、yukinaと申します。
その後上の子には空乳を吸わせ続け、無事第2子を出産。
つい先日までタンデムを続けていました。
といっても、上の子が吸うのは本当にたまにで、口をつけても2~3秒で「出た」と言って離れていました。
徐々に離れるうちに、吸い方は忘れてしまっていたようでしたね。
そして、11月上旬に4歳の誕生日を迎えた上の子は、ついに
「もう4歳だから、おっぱいなくても大丈夫」
と宣言、自ら「卒乳」して行ったのです。
もう、その時の感動と言ったら!
確かに、下の子に授乳中、おっぱいの取り合い状態になることもあり、順番が待てなくて大騒ぎになったり、二人同時にぶら下がったり、時には下の子を差し置いてしまったりして大変な思いもしたし、子供たちも大変だったんだと思います。
それでも、上の子が自分で一大決心をしたのだと思うと、今後この子は、ちゃんと自分で道を決めて進んでいけるんじゃないかって、信じて待ってやることができる気がするんですよね。
たかがおっぱい、されどおっぱい。
「まだ飲んでるんだー」の声や、義母の不安がる声をスルーして、なんとかここまでたどり着きました。
私の思いを貫けたのも、SOLANINさんのお力添えのおかげです。
本当に、本当にありがとうございました。
下の子も、1歳8ヶ月になりますが、筋金入りのおっぱい星人です(笑)
まだあと2年は授乳生活が続きそうな予感がしますが、この子も自分で決めて、自分で進んでいってほしいと思います。
本当にありがとうございました。
投稿: yukina | 2013年11月13日 (水) 04時30分