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2013年10月31日 (木)

退院時の個別指導を無視することの危険性。

SOLANINの勤務先で出産されるお母さんの殆どが母乳育児を希望されます。(当り前か)
ですが、ごく僅かのお母さんですが、退院時に混合栄養となる方がいらっしゃいます。
混合栄養のお母さんに対し、何とか徐々にであってもおっぱいの比率をアップさせていきたいと、後々「指導した、指導してもらっていない」の水掛け論にならないように、退院時には母乳外来受診日時・直母回数・ミルク補足の1回量・補足回数・補足方法の選択・ポジショニング・授乳表の記載と持参・お母さんに処方があれば確実に行っていただくというようなことにまで、一覧表にして手渡ししています。

しかしながら、今イチご自身の置かれた状況に切迫感が無いのか、何なのか知りませんが、殆どすべて無視される方がいます。
母乳育児にまるっきり興味が無いのかといえば、決してそうではないので厄介です。

2週間健診までに別枠で母乳外来を受診していただかないと、場合によっては赤ちゃんの体重が退院時よりも減少する危険性が高いから、受診可能な日時を本人と相談の上、決めさせてもらっているのに、突発的にキャンセルするってどういうこと?
混合栄養の赤ちゃんにとって、ミルクは必要なお薬です。
意に染まないかもしれませんが、発育のためには止むを得ない補足があり、必要最小限の量と回数を指定しています。
指定された量や回数に対し、勝手に増減するのはNGです。
そして、乳頭混乱を来たしてはならないので、シリンジで補足をするのです。
なのに、哺乳瓶を使ったりおしゃぶりを使うって、考え方が安易過ぎますね。
院内至る所に10カ条のポスターが掲示してあるのに、見ていないのかな?
ポジショニングも一番確実な方法を指定しています。
他のポジショニングでは直母が量にならなかったり、乳頭損傷が酷くなることが入院中に判明しているからです。
授乳表は、真面目に記入してもらわないと、ミルクの減量が可能かどうかの計算が出来ません。
そして、授乳表を持参されないと、この目で確かめられないので、適切な判断が出来ません。
また、お母さんの心身の調子を整えなくては、先に進まない状況が長く続く恐れがありますから、服薬は欠かしてもらっては困ります。

なのになのに・・・無視なんですね。(涙)
心血注いで,身を粉にして、お母さんと赤ちゃんのためにと思ってお手伝いしようにも、これではねぇ。(溜息)

もちろん私も母乳育児支援のプロと自負していますから、患者さんにしっかり諫言しつつも、なんとか気持ちを奮い立たせ、前向きに対処していますが。
(でも、こういう方の対応後は、正直言って不毛な消耗戦に巻き込まれた感じがして、スタッフ控室では辛気臭い顔をしてしまいがちです。そして、翌朝起床時の疲労感がハンパないです。)

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