試しにミルクを足したら赤ちゃんが飲んだので・・・
月齢の若い赤ちゃんには、原始反射というものが残っています。
ギャン泣きされると、おっぱいが足りないかと思ったり、周りの人から責められたりして、止むを得ず哺乳瓶でミルクを与えたら、猛烈な勢いで飲み干すことがあります。
そういう光景を間近に見ると、「あぁ、やっぱり足りないんだ。」と、凹みますが、それは大きな誤解です。
生きていくためには、口に触れたものは探したり、捕らえようとしたり、吸いつこうとしたりする(=哺乳行動といいます。)のが、生まれるまでに赤ちゃんに組み込まれたプログラムなんですね。
特に満腹中枢が未形成なうちは、苦しくったって、吐き気が込み上げてきたって、明らかに不要であっても、赤ちゃんは哺乳してしまいます。
プログラムが作動しただけなんです。
言い方悪いかもしれませんが、赤ちゃんにだまくらかされてはいけませんです。
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