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2013年10月16日 (水)

医学的理由以外でミルクを補足することについての見解。

赤ちゃんには飲みムラがあります。
あって当然です。
赤ちゃんだって人間ですからたくさん欲しい時もあれば、少々でいい時もあるのです。
眠っていたら3時間以上授乳間隔が空くこともあります。
かと思えば、30分もしないうちに、お口パクパク・舌ペロペロして“おっぱいちょうだいオーラ”を全開で表していることもあるでしょう。

満腹中枢が未形成な生後3カ月頃までは、どれくらいのおっぱいを飲むかはその時の赤ちゃんのスタミナで決まるといっても過言ではありません。
おなか一杯だから止めるとか、そういう基準ではないのです。

たたみかけるように頻回に欲しがるのは、おっぱいの分泌云々よりも精神的に落ち着きたかったり、眠たかったりするからということも結構あります。

夕方からのギャン泣きはおっぱいを造るホルモンの分泌が少なくなる時間帯ではありますが、そこで頻回直母するから夜中はわりと眠ってくれるし、頻回直母するから分泌量も増えていくのです。
それを「家事が捗らないから。」「うるさいから。」などの理由でミルクをあげると、分泌が増えなくなるし、「夜中ずっと寝たいから。」とミルクでダメ出しするから、乳腺炎になったり、月経の再来を誘発するのですね。

ご自分が何を目指しているのか、何が優先なのか、よく考えてミルクの補足をしてくださいね。

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