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2013年10月31日 (木)

おっぱい分泌促進のハーブ(海外編)

突然ですがカナダに在住のドクターでジャック・ニューマンさんという方がおられます。(以下ジャックさんと記載します。)
ジャックさんは母乳育児の大変深い理解がある方です。
ジャックさんのご著書には、おっぱいの分泌を高めるハーブの紹介があります。
日本国内ではまだ、おっぱいの分泌とハーブの関係については研究している方は殆どおられないようなので、知らない方の方が多いかもしれません。

さて、おっぱいの分泌を高めるハーブは何なのか?
興味のある方も少なからずおられるのではないでしょうか?
ジャックさんによれば、それらは「マリアアザミ」「フェヌグリーク」だそうです。
これらのハーブについては匂いが厭という方もおられるので、サプリメントで摂取する方法を勧めておられます。
「マリアアザミ」は一般的には肝臓に良いとされるハーブです。
「フェヌグリーク」はカレーの成分のひとつでもあります。
ジャックさんたちの経験によればこれらはおっぱいを増やし、流れをよくする効果があるそうです。
産後早期の方が良く効くそうですが、暫く経ってからでも、効く場合があるとのことです。
安全性については赤ちゃんへの影響は殆ど無いとのことです。
お母さんが大量摂取すると、腹痛や下痢をすることもあると言われています。
しかし、ジャックさんの患者さんの中には、副作用のあった方は居られないとのことです。
効果があるとしたら、早ければ24時間以内から、遅くとも1週間以内におっぱいの量が増えたと実感できるそうです。

どの位の量を摂取するかというと、1回各3錠(3カプセル)で1日3回とジャックさんは仰っています。
あまり耳にすることのない「マリアアザミ」「フェヌグリーク」なんてハーブのサプリメント、売ってあるのかしら?と検索したら、有るんですね。これが。
しかもお値段も決して高くはないし。
もちろん効果のほどには個人差があり、これらのハーブがお母さん各自のおカラダに合う・合わないということもあるでしょう。
なので、おっぱいの分泌で手を拱いているのなら、例えば1週間くらいならチャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか?

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☆母乳育児の歴史・風土・習慣」カテゴリの記事

コメント

SOLANINさん、お忙しい中、毎日の更新お疲れ様です。
ありがとうございます。

息子が現在1歳1か月、おっぱい星人です。
生後1か月のころは枯れかけていたおっぱいが復旧して、完母に至りました。

過去記事から情報をいただいて、マリアアザミのサプリメントとフェヌグリーク入りのハーブティー、飲んでいました。
「飲んだらみるみるおっぱいが!」みたいな劇的な実感というものは正直ありませんでしたが、ミルクの補足は徐々に減っていきました。

またその頃、なかなかサポートしてもらえる病院や助産院が見つからず孤立しており、藁をも掴む思いでしたので、「効果があるかも!」という希望で心理的にも支えられました。

混合から完母目指されてる方、試す価値ありだと思いますよ。

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