自己判断でミルクを減らすのはホントにNGなのですか?
<ご相談内容>
ウチの子は、生まれた時の体重は2780gでした。
BFHを目指している母乳推進の病院で出産しましたが、直ぐにクタクタになる子だったこともあり、頻回直母の甲斐無く、生後3日目まで母乳が全く出ず、11%の体重減少となりました。(涙)
しかも、生後3日目なのに、おしっこが半日以上出ないため、これ以上は直母だけで頑張るのは難しいということで、160ml/ 日ミルクの補足をすることになりました。
結局6日目退院時の体重は2600gで、直母量はもうひとつ伸びず、何度測定しても10~16g/.回なので、助産師さんから「2週間健診までは、最低8回/日の直母の他にミルクの補足は240ml/日してください。」と指導されました。
指導通りに直母8回/日とミルクの補足をして、2週間健診の日を迎えました。
嬉しいことに、生後14日目の体重は2960gに、退院時からの体重増加度は45g/日に、1回哺乳量は2時間半授乳間隔を空けて、52gでした。
助産師さんからは褒められ、ミルクの減量を指導されました。
「1週間後の再診までは、ミルクの補足は160ml/日で、直母回数はあと2回/日は増やしましょう。」とのことでした。
しかし、自信を得た私は、直母回数はそのままで、ミルクの補足を120ml/日にセーブしてしまいました。
何とかなるだろうと、タカを括っていたのです。
そして、再診の生後21日目の体重は3156g,に、前回からの体重増加度は28g/日に、1回哺乳量は4時間以上授乳間隔を空けたものの、前回同様52gでした。
私としては早くミルクを減らしたかったし、自己判断でミルクを減らしても、結果的には28g/日で増えていたので、まずますかな?と思たのですが、
「あなたは何を考えているんですか?」と、メッチャ叱りつけられました。
何故、私はメッチャ叱りつけられたのでしょうか?
今イチ納得がいきません。
<SOLANINの回答>
ううむ。
SOLANINはその場に居なかったので、何故?と尋ねられても、その助産師の想いとは少し違うかもしれませんが、やはり叱る方に1票ですな。
混合栄養の赤ちゃんのミルクを減量していいのかどうかの見極めは、勘でやってはいけませんな。
それは、慎重かつ綿密な計算の元にしていくべきものです。
指示量よりも勝手にミルクを減らすことは、赤ちゃんに最低限必要な栄養補給ができなくなる危険性が高いからです。
何処まで減量していくかは、お気楽な雰囲気や勢いで決めてはいけないのです。
指導をした助産師は、相談者さんの母乳育児を真剣に応援しているわけですし、その期間の赤ちゃんの発育ペースに責任があるからです。
くれぐれも、赤ちゃんのカラダに無理を強いるようなことをしてははいけませんな。
しかも、指示量よりもミルクの減量を自己判断でしておきながら、直母回数を2回/日は増やすように言われたのに、増やさないなんて、SOLANINも、「相談者さんはどうかしてる。」としか思えませんな。
確かに2週間健診時の1回哺乳量は目覚ましく増えているとは思いますが、再診時の1回哺乳量は、授乳間隔を空け過ぎくらい空けているのに、前回と同じだったでしょう?
恐らく、おっぱいの分泌アップに繋がる効果的な乳頭刺激が増えてこなかったから、今イチ伸びて来なかったのかもしれませんよ。
だってね、新生児は久しぶりに病院に来たからって、「頑張ろう。」とか「助産師にイイトコロ見せよう。」とか、そういう演技力は無いですから。(汗)
新生児は、素(す)の状態で哺乳量測定しているわけですよ。
だから、それが現実なのだと思いますよ。
指導の場で感情的になるのは、如何なものかと思いますが、相談者さんが我が子に対し、危険行為に走ったことは間違いないので、とてもじゃないけれど、結果オーライとはいかなかったのでしょうな。
SOLANINの読みでは、再診時はミルクの減量は指導されなかったと思いますが、どうですか?
恐らく助産師の指導は、直母回数を2回/日は増やして、ミルクの補足は120ml/日をキープするように厳命されたのではないですかな?
厳しいことを言うようですが、再々診の結果を見てからでないと、怖くて次の段階に進めないと思います。
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