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2013年11月30日 (土)

とても甘いおっぱい=美味しいおっぱい?

一般的に言われている通り、赤ちゃんは様々な味覚の中で、渋味・塩味・苦味・酸味・辛味などよりも、圧倒的に甘味を好みます。(注:渋味は味覚なのか?という疑問や、辛味は味覚ではなく痛覚だと言われていることは知っていますが、ここでは一応大きな意味での味覚とさせていただきます。また赤ちゃんは旨味にも反応しますが、この記事では、割愛させていただきます。)
赤ちゃんにとっては、甘味以外の味は、カラダに良くない(モノによっては毒だったりすることもある・・・)から、防衛本能が働くのでしょうね。
でも、甘ければ甘いほど喜ぶか?美味しく感じているか?は別問題です。

私は母子ケア研究会の会員でもあるので、柳澤薫先生や故・山西みな子先生のご著書を複数冊読破しています。
母乳育児中のお母さんのお食事に関する基本的な考え方としては、お母さんが甘いモノを食べても赤ちゃんが嫌がらなかったり、子育てする上で何か不都合な事象(例えば、よく泣く・グズグズが激しい・キイキイと甲高い声でわめく・逆毛が立つ・痒がる等々)が無ければ一応善し・・・なのですが、そうではない場合、お食事内容を見直し、甘いものは避けましょうというスタンスです。

確か(←違っていたらごめんなさい!)柳澤薫先生のご著書によれば、赤ちゃんが最も飲みっぷりよく飲んでくれるおっぱいの糖度は9度であり、11度まで上がれば、甘過ぎて嫌がって飲まなくなることもある・・・ということを書かれていたように記憶しています。
おっぱいの甘味は、ほんのりと上品なくらいが丁度いいのでしょうね。
しつこいような甘味では、赤ちゃんは辟易するのかもしれません。
乳房トラブルの誘発は、赤ちゃんが喜んで飲まなくなることも大きな原因ですから、絶対に甘いモノを食べてはいけないとは申しませんが、食べ過ぎるのは、やはり止めた方が無難だとSOLANINは思いますね。

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