ハンズオフとハンズオンについて。
最近の母乳育児支援のトレンドとして、ハンズオフが推奨されています。
例えば、授乳が上手くいっているかどうかの目安をお母さんに説明する際、写真や絵図などの視覚的教材を見てもらう、DVDを視聴してもらう等のやり方で、学習していただくやり方です。
その方が、母乳育児が上手くいく方が多いというデータがちょくちょく出てきているらしいです。
ふ~ん。
そういうものですかね?
私はあまり昔気質ではないですし、どちらこというと進取の気風に富んでるというか、母乳育児が上手くいけば流派やしきたりには拘らない性分ですが、特に初産婦さんにとって、直母された時の感覚は、まさに未知との遭遇だと思います。
それを、ささっと見たり聞いたりしただけで、(あっ、いや、繰り返し見たり聞いたりしたとしても)それで果たしてスムーズに会得出来るのか、甚だ疑問です。
真っ当にラッチオンが出来ているかどうかは、お母さんたちが乳首に受ける感覚で憶えるのが一番です。
ハンズオフでどこまで自分の乳首に受けた感覚を正しく評価できるのか?
やはり、産褥日齢の若いうちに助産師が傍に居て見守りつつ、「今のこの感じがきちんと吸った感覚よ。」「これはちょっと浅いかな?」と、助言しながらハンズオンで介助する方が、乳頭の傷を減らし、苦痛が少なく母乳育児がスタートできるのではないかと思いますが、むしろベターだと思います。
授乳介助する側の助産師には、手間暇かかりますが、そこは端折っちゃだめなのでは?
私って古いのかな?(汗)
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コメント
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そんな視聴覚教材があるんですね。
正しく吸われた感覚を、私はきちんと教わりたかったです。
娘はおちょぼ口で浅飲みで、吸われはじめがびりびり痛かったのですが、それが浅飲みが原因なんだとは当初は気づけませんでした。
吸われているうちに痛みは麻痺するので、こんなもんかな?と思ったりして。
それは効率化すべきことなのか?
いやいや違うんじゃないでしょうか、と経験者は感じますよ。
投稿: ちゃんももんす | 2013年11月18日 (月) 09時50分
何度か書き込ませて頂いてます。
初産になりますが正期産まであと2週間ほどになりました♪
がっちり授乳について助産師さんにみて欲しい!と
バースプランに書いて提出済みですb(・∇・●)
この産院はミルク業者さんの説明があるみたいなので(汗)
必死に完母を目指してることをアピール。
産後30分以内に赤ちゃんにおっぱいを含ませたいことなど
だいぶがっちりと要望を出しておきました(笑)
あとどこかの記事で個室よりは大部屋で指導を受けれるようにとありましたが、
事情があって私は個室選択です。
でも授乳室があって、そちらに行って他の方と一緒にするのも
母乳なら慣れたら個室で授乳するのもありだと言われました。
大丈夫そうでほっとしています(o>ω
投稿: ヒロ | 2013年11月22日 (金) 08時35分