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2013年12月20日 (金)

妊娠糖尿病のお母さんこそ、できる限りおっぱいをあげてね。

近年、妊娠糖尿病の診断基準が厳しくなったせいもあるのか、ここのところ、どの病産院でも妊娠糖尿病(以下GDMと表記します)の方が増えているようですね。

妊娠糖尿病の方が母乳育児をすると、母子双方に特典があります!
お母さんが将来、2型糖尿病になるのを予防する効果があるし、赤ちゃんが肥満や糖尿病になりにくいという研究報告が多数あります。
それは、GDMの鎖を断ち切れるかもしれないってことです。

ただ、GDMの赤ちゃんの中には血糖のコントロールが上手く行かず低血糖で治療を受けなくてはならない場合もあります。
出産直後はまだおっぱいの分泌が立ち上がっていませんから、止むを得ずミルクの補足をすることもあるでしょう。
場合によっては、赤ちゃんに点滴をすることもあるかもしれません。
また、生下時体重は大きめでも、今一つ活気に乏しく、クッタリして、直母ができにくい赤ちゃんも散見します。

その場合は焦っても仕方が無いです。
取り敢えずは気持ちを切り替え、搾乳を頑張りましょう。
おっぱいの分泌の維持向上を図りつつ、赤ちゃんの吸啜意欲の高まりを待つのです。
そして、やがて直母が出来るように、直母が出来るようになったら次は量になる位飲めるようにと、時間はかかってもひとつずつステップアップしていけるようにしていけたらいいのですよ。
ひとくちでも多く、そして1日でも長くおっぱいを飲ませてあげられたら、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても意味があるのですよ。

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コメント

はじめまして。現在第二子を妊娠中なのですが、まだ14週の初期の段階で妊娠糖尿病と診断されています。とは言え、食事療法のみでインスリン無しで経過観察中です。ブドウ糖負荷検査は空腹時93一時間後168二時間後161でした。実は現在おっぱい星人の娘(2歳4ヶ月)に、まだおっぱいを飲ませているのですが、果たしてこれが妊娠糖尿病にどんな影響があるのか悩んでいます。出来る限り飲ませてあげたいのですが、万が一管理入院などになったら…と、言い聞かせ卒乳の方向でおりますが、本音は自然卒乳を待ちたいのです。医師にはまだおっぱいを飲ませていると言いにくい雰囲気です。記事を読んで気になったのでコメントいたしました。長々と申し訳ありません。

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